内容説明
いま、きみは、かんたんに火を手に入れることができるね。マッチやライターが身近にあって、台所にはガス台がある。火は、人間が手に入れた、とても大きな力だ。火は、ヒトのくらしを大きく変え、豊かにし、文化を育んだ。でも、火は使い方しだいで、あらゆるものを焼き払い、さらには、命をうばう力にもなるんだ。そんな火を自分でおこしてみて、火についていろいろ考えてみよう。
目次
火という「力」を手に入れたヒト
火を手なずけることで鉄の文明を生みだした
火を保つための炭の発見と日本の文化
たき火と炭焼きとでは、どうちがう?
たき火の魅力、炭火の魅力
火のおこし方いろいろ、たき木に炭
火をおこそう、たき火をしよう
火打石で、火をおこしてみよう!
摩擦法で、火をおこしてみよう!
たき火をしよう1―場所、道具、たき木
たき火をしよう2―下準備と着火
たき火をしよう3―火を育てる
これが、サイコー!火を囲んで、たき火料理
かんたん、たき火で小さな炭を焼いてみよう!
竹あんどん、たいまつ、おき火とあとかたづけ
著者等紹介
すぎうらぎんじ[スギウラギンジ]
1925年愛知県生まれ。宮内省帝室林野局東京林業試験場(現・森林総合研究所)を経て、農林省林業試験場木材炭化研究室長を歴任。現在、国際炭やき協力会会長、三河炭やき塾顧問、炭やきの会副会長。約60年にわたり木炭の研究と普及に努め、80歳をすぎたいまも、国内外で炭やき技術の指導、炭の用途研究にあたる。最近は、全国各地で行なわれる親子参加での炭やき教室の指導にも力を入れている
たけうちつーが[タケウチツーガ]
1957年長野市生まれ。第3回ザ・チョイス年度賞大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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