世界の食文化〈19〉ロシア

個数:

世界の食文化〈19〉ロシア

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月22日 11時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540050084
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1339

内容説明

イワン雷帝の贅沢三昧、怪僧ラスプーチンの質素な食卓。ユーラシア大陸の真ん中にあって、アジアとヨーロッパの食を貪欲に呑み込み、めくるめく多様さを見せるロシアという大テーブルの饗宴。

目次

第1章 ロシアらしい食生活とは何か?
第2章 ロシア料理は順番に
第3章 ロシアの辛党、甘党―飲み物とデザート
第4章 ああ、インターナショナル!―ロシア周辺の様々な民族料理
第5章 歴史を通して見たロシアの食生活
第6章 現代の食生活―革命からポスト共産主義時代へ
終章 食の意味―ロシア人にとって「食べる」とは何を意味するのか?

著者等紹介

沼野充義[ヌマノミツヨシ]
1954年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程満期単位取得退学、ハーヴァード大学スラヴ文学修士。東京大学文学部教授

沼野恭子[ヌマノキョウコ]
1957年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程満期単位取得退学。東京外国語大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

348
著者の沼野充義、恭子ご夫妻はともにロシア文学者。お料理研究家でないところに期待を込めて読んだ。ただ、巻末の参考文献はひじょうに充実していたが、本文中でのロシア文学への言及はそれほど多くはなかった。おそらくはロシア料理を語るのにあれもこれもと語り尽くせず、このような結果になったものと思われる。そうはいっても、内容はとっても充実している。本書によれば、ロシア料理の特質は①酢漬けの野菜やキノコの多用②前菜とスープの種類が豊富③さまざまなパイ④味付けはシンプルに塩と胡椒⑤ヴァレーニエ(ジャム様のもの)を好むこと。2022/09/14

Moeko Matsuda

8
最近とにかく気になっていて仕方ないロシアを、今回は食文化きら覗いてみることに。社会的な背景や民族の歴史などとの関連も見えてきて、大変面白い。これで一度でも現地に行ったことがあるなり、本に出てくるメニューを食べたことがあるなりすれば、何倍も楽しめたような気がする。今度ロシア料理を食べにいこうかな。日本とロシアで、選ぶ食材の傾向が似ているような気がしたけれど、それはロシアがとても広大で、色々な地理的要素を持っているからなのかな。兎にも角にも、とても興味深く、勉強になる一冊でありました。2017/04/15

お肉太郎

6
世界史に出てくるような歴史についての言及はもちろん、共産主義、宗教との食の関係が示されたり、文学の引用もあったり、幅広い記述が面白い。シリーズすべて買うことにする。それにしても、やたらと引用されるポフリョプキンとは何者か。英語wikiしかないし、それも来歴くらいしか書いてない(「ソ連によって発禁になってたポフリョプキンの膨大な著作が、解体後一気に出版され、複数著者がいるペンネームかと思われた」というwikiのエピソードは面白いけど)。和訳は0、英訳さえも1つしかないようだ。ロシア語で読めるようになりたい。2013/10/16

m_s_t_y

5
ロシアの食についての考え方がざっくり分かる楽しい本。ロシア人街のスーパーで見た大きな魚の切り身はチョウザメだったことがわかった。「ウォッカの正しい飲み方」はベルンのチェスの大会でロシアのGMに教わった方法そのものだった。お酒弱いけど今度試してみる。2015/04/19

茶坊主

4
久々にこのシリーズ。今回も面白かった。 現在のいわゆる「コース料理」は「ロシア式」だった。へぇ~。バターなどはあまり使わず、素材の味を生かしたシンプルなものが多い。 伝統的に、客人は大いに歓待し、皆でわいわい食べるのが好き。魚をよく食べる(ただし、川魚)等々、意外と日本人に近い感覚かも。ひょっとしたら、仲良くなれるのか?ロシア人。 ロシア正教による、斎戒日と祝祭日の食の規律が何事にも「両極端」になりがちな国民性につながってる、という考察も面白い。 この執筆、故米原万理さんに参加して欲しかった~~。 2019/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/341018
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品