内容説明
パンは、世界中の子どもたちがたべています。原料小麦、製粉技術やき方たべ方のちがいなど、美しい風土や文化を背景に、地球規模でふっくらと、香ばしさをこめて作りました。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
1926年福井県に生まれる。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。化学会社勤務のかたわら、子ども会・絵画教育・演劇指導で童話・人形劇などを創作し、各地の伝承童戯・民俗説話の調査研究を行う。児童文化ならびに科学技術の教育相談所を主宰。日本化学会会員。子どもを守る会会員
栗原徹[クリハラトオル]
1948年福井県に生まれる。桑沢デザイン研究所卒業。童画芸術協会会員。日本児童出版美術家連盟会員。1982年第2回小学館童画新人大賞入賞
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
71
スーシカ(ロシア)、ごまのわ(イスラエル)、シャンピニオン(フランス)、プーリー・ワモサ・チャパティ(インド)など、各国のパンの絵が美味しそう。黒パン系のライ麦のパンの紹介もある。パン好きは必見。世界のパンの情報基地。2014/10/26
遠い日
14
かこさとしさんの本なのに、絵は栗原徹さんが描かれている。パンが世界中でどのようにできていったかを、小麦の栽培から説く。小麦が育つ地方によって、粉の性質が変わること、ひいては、パンの膨らみや、焼き方も変わってくることを指摘。食べ物のことをよく知ることは、食べ物と体の関係について知ることにつながる。2018/07/28
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- 和書
- 赤い鯨と白い蛇