内容説明
世界で最も地域性、多様性に富んだ自然や高い農業技術水準、都市と農村の極めて近い時間距離等の特質を活かし、地域社会農業とそのネットワークでつくる田園都市国家日本の構想。
目次
1 国際化のなかの日本農業(日本農業の現状と課題;日本農業についての常識を疑う ほか)
2 日本農業のグランドデザイン(水田の有効活用;草地・林地 ほか)
3 食と健康からの農業見直し(食の変遷と価値観の変化;食と健康 ほか)
4 農的暮らしによる田園都市国家創造とアジアとの共生(都市と農業;位置づけの見直しが必要な都市農業 ほか)
著者等紹介
蔦谷栄一[ツタヤエイイチ]
1948年、宮城県出身。東北大学経済学部卒業後、71年、農林中央金庫勤務。農業部部長代理、総務部総務課長、熊本支店長、農業部副部長、96年7月、(株)農林中金総合研究所基礎研究部長を経て、02年6月、常務取締役。日本有機農業学会理事、農林水産省農林水産技術会議研究分野別評価分科会委員(環境)、独立行政法人・国際農林水産業研究センター顧問、その他。防府・山頭火ふるさと会東京在住理事
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