目次
1 新しい花をつくる(野生植物の栽培化と品種改良の始まり;人為的な交配で、新しい品種をつくる;交配とバイオテクノロジーを組み合わせる;遺伝子組換えによる花の改良)
2 花をふやす(セルトレーによる苗の大量生産;親とおなじ株をふやすさし木とつぎ木;大量増殖を可能にした組織培養)
3 花を育てる工夫(株を小さく仕立てる;水やりと施肥の自動化で効率よく栽培する;日長で開花時期を調節する;低温で開花を早める;氷温貯蔵した球根で開花を遅らせる;エチレンを使って花を咲かせる;切り花の寿命を延ばす)
著者等紹介
今西英雄[イマニシヒデオ]
1940年滋賀県に生まれる。1964年京都大学農学部大学院修士課程修了と同時に、京都大学農学部助手。1965年大阪府立大学農学部助手に転じ、講師・助教授を経て、1988年教授、2002年に退職、名誉教授。2002年より東京農業大学農学部教授。1974年農学博士。2003年松下幸之助花の万博記念賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。