出版社内容情報
冠婚葬祭や行事を通して、古来より花にひかれ楽しんできた、日本人と花のかかわりの原点を探る。,,,
内容説明
正月、節供、彼岸や盆など、冠婚葬祭や行事をとおして、古来より花にひかれ楽しんできた、日本人と花とのかかわりの原点。
目次
日本人の暮らしと花
門松は年神様の通り道(正月)
長寿と健康の願いをこめた七草がゆ
田の神宿るサクラの花鎮めから花見へ
邪気を祓い病気を防ぐモモの花(上巳・桃の節供)
死者の霊をよみがえらせる彼岸の花
悪霊や病気から身を守るショウブ(端午・菖蒲の節供)
タケの生命力は神が宿る証(七夕・竹の節供)
盆花は先祖の霊が座る場所(盂蘭盆会)
中国に憧れキクを愛した平安貴族(重陽・菊の節供)
農作業の適期を教えてくれた花
結婚式にふさわしい花、ふさわしくない花
心に浮かぶ秋の野の風景(秋の七草)
死・葬儀と花
日本古来の花の文化から、新しい花の文化が生まれる
著者等紹介
樋口春三[ヒグチハルゾウ]
東京農業大学名誉教授、JFTD学園日本フラワーカレッジ校長
並河治[ナミカワオサム]
元神奈川県フラワーセンター大船植物園長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。