出版社内容情報
蚕の繭から作る真綿の不思議な性質や暮らしへの様々な活用を紹介し、真綿の作り方も手ほどき。,,,
内容説明
ふんわりふっくら雲のように軽く、ポカポカお日様のようにあたたかい。星のようにキラキラ輝くまわた。すてきなまわたには不思議がいっぱい。…そんなまわたの世界にご案内します。
目次
第1部 真綿ってなんだろう?(蚕の繭からできる真綿;暮らしのなかのワタのいろいろ;繭の不思議;軽くてあたたかい真綿;しなやかで強い真綿 ほか)
第2部 真綿の歴史とつくり方(真綿が旅したシルクロード;歴史のなかの真綿;なつかしい真綿;すてきな真綿;伝統のわざにチャレンジ、角真綿をつくってみよう)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bumblebun
3
「ボクはカイコ」という一人称で話を始めながら、最後には繭を煮て真綿を取るプロセスを写真入りで説明するというね。こうやって作るんだという面白さがあるので、もう客観に徹してもいいような。 付録のCDがついてくるようなポケットに真綿が入っていて、さわったらとてもすべすべふわふわで気持ちいい。図書館の本なのになくならずについていてすごい。2018/04/02
小春日和1625
1
小学生の子供がクラスでかいこを育てている。小さかったのにもりもりと桑の葉を食べ、どんどん大きくなる。それは絹糸だけではなく、真綿を作ることにもつながるんだよ、と読み聞かせで読もうと思っている本。真綿が付録で付いているので、子供たちに触ってもらえると思うとわくわくする。2012/06/12