内容説明
時代を超えて根づよい評価を受けている西式健康法。その創始者西勝造が西式の原理と実際、由来を体系的に詳述した古典的名著の原典復刻版。作家の早乙女勝元の解説もおもしろい。
目次
総論
人はなぜ病気などにかかるのだろうか
病気になるとなぜ的確になおせないのだろうか
病気にかからない方法はないものか
健康生活の秘訣とはいったいどんなものか
西医学健康法の沿革
皮膚、栄養、四肢、ならびに精神
皮膚の健康
栄養について
足の健康と補正〔ほか〕
著者等紹介
西勝造[ニシカツゾウ]
金魚運動、朝食抜きなどで有名な西式健康法の創始者
西大助[ニシオオスケ]
1921年西勝造を父として東京・芝神明町に生れる。東京府立第2中学校を経て駒沢大学文学部卒業。1945年復員。戦後『文芸時代』編集。神奈川県立大和中学校教諭。図書出版大同社社長を経て1959年父の死に遇い、西式健康法の西会会長代理、(財)西奨学会理事長就任。1968年西会本部長就任。1988年西会会長就任。1998年没
早乙女勝元[サオトメカツモト]
東京・足立区に生れる。下町の中小企業労働者として働きながら文学を志し作家生活に入る。1970年東京空襲を記録する運動にとりくむ。1971年JCJ奨励賞受賞。日本文芸家協会会員
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感想・レビュー
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たまきら
22
結核で20まで生きられないといわれたんですよ、と70代の友人が実践されていたこの健康法。びっくりするぐらい身近にその理論を実践している人が多く、最初に出版されたものを読みたいと思っていたら、原本の復刻版があると知り、探し回ってようやく購入。なるほどいまの時代とは違った寄生虫の問題などの部分はどうかな、と思ったが、正直後の部分はようやく21世紀にほかの人が追い付いてきたような気がする。まだ読み込めていないが、読むたびにいろいろ掬い取れそう。現在夫の読む番です。ちぇっ。2020/06/03
ジュリ
2
西式健康法は生野菜しか食べないのかと思っていたけど、魚や炊いたご飯なども食べるようです。甲田療法ではスイマグを飲むけど、西式ではスイマグについて何も言っていませんでした。甲田療法とは少しだけ違うところがあるようです。2015/07/26
Lambda
0
温冷浴や平床寝台、各種運動など取り入れていきたい2022/11/21