出版社内容情報
枝は切り下げずに切り上げて、立ち枝を残せばよかった! 失敗をくり返す中でつかんだミカンせん定の極意。ナギナタガヤ草生による土作りとともに省力でかなう隔年結果脱出、高品質連産ための実践技術を平易にとく。
目次
序 樹が元気になる切り方・弱る切り方―立ち枝発見のいきさつ
1 立ち枝の枝質を探る―徒長枝にあらず
2 切り上げせん定でできる新しいミカンづくり
3 切り上げせん定の実際
4 摘果はもう一つの樹づくり術
5 下からの樹づくり ナギナタガヤ草生栽培
6 品種更新と大苗づくり―やっぱり“切り上げせん定”で
著者等紹介
川田建次[カワダケンジ]
1955年4月7日生まれ。1974年、愛媛大学農学部付属農業高校を、1978年には東京の大学を卒業。その後、果樹試験場で1年間研修を受けるがサラリーマンに転身。両親が亡くなったのをきっかけに、1994年から土・日を生かして、八幡浜市の園地まで片道2時間かけて通う“ミカン農家”になる。早生ミカンを中心に、現在1.5haを栽培。一人でも頼まれれば、現地に出向きせん定指導している。最近は自然との共創をテーマに、減農薬から無農薬少肥栽培に挑戦している
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