出版社内容情報
「雨降り保健」から生きる力を育む保健授業へ。ウンコの旅、風邪の不思議など子どもの生命観を深く揺さぶる授業実践に学び、からだ学習の新地平を示す。教材づくり、授業書の作り方と活用、養護教諭の位置付けなど。
内容説明
健康教育の「本筋」は何か。誰がどこでどのように力を発揮するか―現場の悩みに答える新しい保健教育の指針。
目次
序章 二十一世紀にむけての保健の授業像
第1章 わかることが生きる力になる授業の創出を
第2章 保健教材の特徴と教材づくりの発想
第3章 宮城の仲間と取り組んできた保健の授業
第4章 「授業書による保健の授業づくり」で得たものと問題点
第5章 養護教諭の築いてきた「からだの学習」の発想と実践
第6章 総合的学習における健康教育と性教育のあり方
著者等紹介
数見隆生[カズミタカオ]
1945年、和歌山市に生まれる。1969年、東京教育大学卒業。71年、同大学院(修了)をへて、72年より宮城教育大学。1991年より同大学教授、現在に至る。専攻は学校保健学、健康教育学。教育の視点から学校保健の仕事を追究する「教育保健学」の理論化をめざす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。