出版社内容情報
激動の20世紀を果敢に生き抜いた著者が、農業、農村、農民の豊かさの回復、自然と人間の調和を土台にした地域建設、それにもとづく世界平和を希求する情熱的な提言。グローバル化と農業・農村軽視に警鐘を鳴らす。
目次
生い立ちの記
東大農学部
チューネンの研究から小農研究へ
『肥料問題研究』と産業組合運動
煙草専売制下の農民経済
『農業経済論』・その屈辱の大改訂
東大追放事件
「満州」農業移民問題
戦中・戦後の農林統計調査
農地改革への参与
MSA小麦協定から日本列島改造論の頃
共に歩んでいる諸団体
二十一世紀社会への提言