出版社内容情報
世界的に関心が高まっている宿根草の開花・生育調節の基礎から実際を、ハインズ(ミシガン州立大学教授)が中心になって行った最新研究の成果でまとめた、花壇苗や鉢物生産農家をはじめ研究者、指導者必携の書
内容説明
宿根草はその多様性から、生育・開花調節の研究はきわめて限られた種類について行なわれていいるにすぎず、開花した宿根草を“希望する日”に“希望する草丈”で花壇苗や鉢物として出荷することは不可能であると考えられていた。ミシガン州立大学のハインズ博士ら5人の教授と3人の博士研究員、14人の大学院生、それに客員研究員を加えた23人のスタッフで1993年から7年間にわたって、数百にわたる宿根草について、その生育・開花習性、草丈の制御法について研究し、そのほとんどが開花調節できることを明らかにした。
目次
序論 鉢花としての宿根草の開花調節(開花調節研究の概要;現在と未来)
総論 生育および開花調節
(宿根草の開花調節の基礎;宿根草の低温要求性 ほか)
各論 生育および開花調節の実際(アキレア;アネモネフペヘンシス ほか)
まとめ―計画生産・販売のための栽培条件
著者等紹介
金賢恵[キンケンケイ]
ミシガン州立大学博士研究員
大川清[オオカワキヨシ]
静岡大学教授
古在豊樹[コザイトヨキ]
千葉大学教授
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