出版社内容情報
樹種別の自然樹形の見方や生長のしかたをわかりやすく説き、枝先を切らず絶えずふところの枝で更新していく「透かし剪定」で、自然樹形をつくり維持していく「自然風剪定」のやり方を図解で丁寧に紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フーミン
8
子供の頃はプラモデルが好きで、大人になってからプログラミングを仕事にし、オッサンになって庭木の世話をするのが好きになった。プラモデルとプログラミングは、設計書を元に作り上げていく過程が面白いが、出来上がってしまうと急速に興味が失せる(プログラミングはバグっている間は原因調査と修正作業で楽しめますが)。その点、庭木にはキレイに仕上がったと思っても、木々は成長して毎年挑戦状を突き付けてくるので、楽しみが尽きない。本書は庭木設計の教科書として役立つ一冊です。2016/11/12
のぶ
1
何年か前に中古の家を買ったら庭には様々な木が植ってて、手入れしないと大変なことになるんだろうな、自分ちのことは自分でできるといいな(このフレーズは最近別の本でも使ったな)という思いで本書に出会いました。そういえばあの植木等氏は身内で「植木屋」と呼ばれてたな、当時は植木屋は簡単にできる商売のような扱いだったな、私自身も剪定鋏を手にテキトーにジョキジョキやればいいみたいなイメージでいましたが、アニハカランヤ、それぞれの植物の特性や育ち方を個別に理解する必要のある高度な作業であることを本書を通じて理解しました。2025/05/05
Hiroyuki Nakajima
1
図書館で借りましたが、良い本で購入します2016/03/30