出版社内容情報
落葉や枯木などに寄生して育つ「木の子」は里山のそうじやさんだ。自然界の循環システムをシイタケ栽培で再現してみよう。家庭や学校で取り組めるほだ木・菌床栽培や干シイタケ作りなど。おいしい料理法も。
内容説明
植物や家畜の不思議な生命力を感じる観察のポイント。失敗しないつくり方・そだて方をその道の先輩がわかりやすく手ほどき。楽しい食べかた、加工・利用法。やってみたくなるおもしろ実験。歴史や文化や先人の知恵を発見。木からはえるふしぎなキノコを育てる、ふしぎとおいしい、シイタケの世界。
目次
日本の里山、雑木林のシイタケ栽培は江戸にはじまった!
キノコは森のおそうじ屋さん
かさを広げて、シイタケの「花」がさいた?
干すとふえる栄養素。シイタケパワーの秘密
みためも味もいっしょだけれど
栽培ごよみ
コン!コン!と、タネごまを植えつけよう!(植菌)
水やりをわすれずに、ひたすら待とう!(ふせこみ)
でたぞ、ニョキニョキ、ついに収穫だ!
うまくシイタケがでてこないなぁ
干しシイタケをつくってみよう
とれたてで、おいしいシイタケ料理
シイタケ菌を観察してあそぼう
風にのって日本にやってきたシイタケ
著者等紹介
おおもりせいじゅ[オオモリセイジュ]
大森清寿。1929年栃木県生れ。50年宇都宮農林専門学校卒業、栃木県職員に。林業改良普及員としてシイタケ栽培の現地指導に携わる。60年特用林産に関する林業専門技術員としてシイタケ生産の振興に努力、63年栃木県林業センター設立とともに食用菌類の生産技術に関する研究に従事。88年栃木県林業センター場長で退職。この間、日本林学会理事、日本菌学会評議員、全国林業試験研究機関協議会長を歴任。現在、全国食用きのこ種菌協会常任顧問、株式会社北研食用菌類研究所研究顧問、日本菌学会終身会員
いいのかずよし[イイノカズヨシ]
飯野和好。1947年、埼玉県秩父生まれ。長沢セツ・モードセミナーで、イラストレーションを学ぶ。「小さな山神スズナ姫」(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。「ねぎぼうずのあさたろう その1」(福音館)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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