出版社内容情報
少子化や教員の働き方改革が進む中で、国は学校の部活動について、これまでの学校主体から地域主体への移行を進めています。部活動が学校の管轄から離れることで、これまでになかった法的論点が生じますが、これをわかりやすく解説する資料はありません。関係者が安心して活動するためにも、法的責任論や加入するべき保険について学ぶ必要があります。
本書では、部活動の地域移行をめぐり知っておきたい法律知識について、対話とQ&Aでわかりやすく解説します。学校教員、クラブ指導者、保護者など、部活動地域移行に関わるすべての人に贈る、必読の1冊!
内容説明
学校・指導者・関係者の法的責任と対応。教員の働き方改革に寄与する、学校と地域が力を合わせた部活・クラブ活動の新しいかたち―よりよい連携を目指すために知っておきたい法律知識を対話とQ&Aでやさしく解説!
目次
第1章 部活動の地域団体の立上げ
第2章 部活動における事故―責任の概要編
第3章 部活動における事故―事故ごとの類型編
第4章 部活動における事故―責任軽減・保険編
第5章 部活動の中で生じたいじめ・トラブル
第6章 部活動における指導の在り方
第7章 地域移行後の部活動における学校・先生の関わり方
著者等紹介
山本翔[ヤマモトショウ]
平成19年3月慶應義塾大学大学院法務研究科修了。令和5年10月荒川区子どもの権利擁護委員。このほか、一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻の非常勤講師(現代取引法)としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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