出版社内容情報
職務給は、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の賃金格差問題の解消や、労働生産性の上昇に寄与する合理的かつ持続可能な賃金制度であるとして、昨今では政府もその普及を後押ししています。
本書では、職務給の第一線で活躍してきた人事コンサルタントと弁護士が、企業や実務家が職務給を設計・導入・運用する際に押さえておくべきポイントとリスク対策を解説します。
人事コンサルタントによる導入実務から、弁護士による法的実務まで、数々の経験に裏打ちされた実践的知識が満載の1冊。職務給による「多様な働き方」の実現を目指します。
内容説明
持続可能な賃金制度「職務給」のポイントとリスク対策!設計・導入・運用時の留意点を詳解!
目次
第1章 職務等級制度の理解
第2章 日本型雇用システムと職務給
第3章 職務給の設計と法理
第4章 職務給の導入と法理
第5章 職務給の運用と法理
第6章 職務給による多様な働き方の実現
著者等紹介
久保原和也[クボハラカズナリ]
弁護士
西村聡[ニシムラサトシ]
人事コンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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職務等級制度の理解:職務分析 職務評価 日本型雇用システムと職務給:同一労働同一賃金の国際基準 働き方と職務級 日本型雇用システムの問題点 職務給導入の意義 雇用市場への影響 職務給の設計と法理:違法と判断されないたいめのポイント 同一等級内での賃金差 職務記述書の作成 職務給の導入と法理:職能給から職務給への切り替え 職務給の運用と法理:管理職の顕現 業績評価 採用時の注意点 配転時の注意点 職務給による多様な働き方の実現:社会的背景 限定正社員 定年後再雇用 育児・介護休業法の短時間勤務 労働者派遣2021/10/16