サイード音楽評論〈1〉

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サイード音楽評論〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622077244
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0010

出版社内容情報

20年にわたって書き継がれた音楽批評の初の集成。サイードのもうひとつのライフワーク。序文ダニエル・バレンボイム。

全2巻

内容説明

サイードのもう一つのライフワークであった各紙誌発表の音楽評論初の集成。時評を超えて普遍性をそなえた全44篇。1巻は演奏・オペラ評を中心に前期10年分を収録。

目次

第1部 一九八〇年代(音楽そのもの―グレン・グールドの対位法的な洞察力;奏でられたものの追想―ピアノ芸術の現存性と記憶;音楽祭は威風堂々;リヒャルト・シュトラウスを考える ほか)
第2部 一九九〇年代(リヒャルト・シュトラウス;ヴァーグナーとメトロポリタン歌劇場の『指輪』;オペラ制作―『ばらの騎士』『死者の家から』『ファウスト博士』;スタイルの有無―『エレクトラ』『セミラーミデ』『カーチャ・カバノヴァー』 ほか)

著者等紹介

サイード,エドワード・W.[サイード,エドワードW.][Said,Edward W.]
1935年11月1日、イギリス委任統治下のエルサレムに生まれる。カイロのヴィクトリア・カレッジ等で教育を受けたあと合衆国に渡り、プリンストン大学卒業、ハーヴァード大学で学位を取得。コロンビア大学英文学・比較文学教授を長年つとめた。2003年9月歿

二木麻里[フタキマリ]
1960年生まれ。上智大学外国語学部卒、東京大学大学院学際情報学府博士課程在。和光大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

8
バレンボイムによる序文で、「論理は直観と切り離すことができず、理性的な思考は感情と切り離すことができない」(ⅺ頁)のは重要。ボス教授やレフェリーらには君のは論文ではなくて、エッセーと指摘されてきたが(苦笑)。ピアニストは個性重視。社会的にも影響力を持ちたいと思う(23頁)。研究者肌。マルコムXは岩波新書にあったので、今度借りてみる。「演奏家はたいがいコンサートで言葉を発しない。聴衆はその奏者の演奏技術や解釈を目のあたりにするために来たのであって、奏者の意見や巧みな話術を聴きに来たのではない」(241頁)。2014/01/20

takao

2
☆思想と同じように音楽においても小さな細部が調和し、大きな視野が生まれる。 2018/02/18

メルセ・ひすい

2
「私の(音楽についての)最大の関心は一つの文化領域として西洋のクラシック音楽を見ることであって、その領域は、文学評論家であり音楽家でもある私にとって重大な意味を持ってきたのである」妻曰く…私は逆に、音楽に対する夫の関心の持ち方、関わり方はもっとダイナミックな、変化を伴う現象でその根源は個人的な動機だったと。サイードのもうひとつのライフワークであった、各紙誌発表の音楽評論初の集成。時評を超えて普遍性をそなえた全44篇。1巻は、演奏・オペラ評を中心に、前期10年分を収録する。1980年代グレン・グールドから2013/01/29

夢仙人

1
素晴らしい。社会学者のサイードがこんなに音楽に詳しいとは思わなかった。グールドをまた聞く羽目になってしまった。2017/06/04

ゆるこ

1
私にとって、サイードやバレンボイムの本を読むことは長いこと憧れだったんだけど、知識と理解力がなさすぎていつも途中で挫折してきた。この本も、前書きのバレンボイムの文章からして、とても惹かれるし、理解したいんだけれどもやっぱり理解できないことがたくさんありすぎて、またもや挫折かと思いきや、グールドについての文章を糸口にいきなりすんごい面白くなってきた。音楽からこんなことが聴き取れるのか、なるほど音楽を演奏する、って、本当はこういうことだったんだ、と興奮しながら、今は1に続いて2の方を読んでる。2014/03/07

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