これだけはやっちゃダメ！相続対策の「御法度」事例集

相続診断協会【編】

日本法令（2020/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 223p／高さ 21cm
• 商品コード 9784539728000
• NDC分類 324.7
• Cコード C2033

出版社内容情報

良かれと思った相続対策が裏目に！？
本当にあった終活のNGパターン

◆余計な相続放棄で、疎遠な親戚が相続人に！
◆失敗のおおもとは安易な生前贈与だった
◆「仲良く分けてね」の遺言で姉妹紛争に！
◆むやみな養子縁組は不幸の始まり
◆医療保険の請求で、相続放棄が不可に？
◆必要のない離婚をしたことで相続人から外れる…etc

内容説明

“余計な相続放棄で、疎遠な親戚が相続人に！”“失敗のおおもとは安易な生前贈与だった”“「仲良く分けてね」の遺言で姉妹紛争に！”…ｅｔｃ．相続対策の失敗事例３０ケース。

目次

第１章　良かれと思った対策が裏目に（余計な相続放棄で、母娘の仲が最悪に―疎遠な伯父・叔母や従兄妹が相続人になってしまった；節税のみを目的とした賃貸住宅建設―ビジネスとして成り立つのかという視点が不可欠　ほか）
第２章　相続をめぐるヒヤリハット（夫が妻より先に死ぬとは限らない―予備的遺言の不備により失敗した相続；医療保険の請求をすると相続放棄アウト―被相続人に負債がある場合は要注意　ほか）
第３章　遺言書にひそむリスク（日付の古い遺言書がすべて無効とは限らない―遺言書の修正・追加をする際の注意点；売却土地を遺言書に残したまま相続発生―遺言書の修正を怠ると必ず紛争に発展する　ほか）
第４章　被相続人にも注意が必要（高齢のおひとり様が遺言書なしに逝去―生前最も世話になった人に恩返しできず；口頭だけの遺言で、姉妹が一触即発に―「仲良く分けて」という無責任な言葉　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひめぴょん]

親問題は親の人生終焉に近づくにつれて面倒になります。亡くなる前に手を打った方がいいことがあればと思って読んでみました。ワンマンだった人が、だんだん動けなくなって、委任状の署名すらままならなくなって…。高齢化社会にあって、本当にこういう状況でいいのか？と思うことがたくさんあります。

2021/11/29