税理士必携!顧問先企業の財務データ分析・指導マニュアル

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税理士必携!顧問先企業の財務データ分析・指導マニュアル

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784539725788
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C2034

出版社内容情報

多くの税理士は、顧問先企業の記帳代行や申告書作成を主要業務としているが、
クラウド会計ソフトやIT/AI技術の急速な発展に伴って、こうした業務にはもはや
ビジネスとしての付加価値がなくなった。
今後税理士に求められるのは、個別の顧問先ごとに財務数値の分析を行い、
それを経営者にわかりやすく説明していくことだろう。
そこで本企画では、「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」「貸借対照表」の
財務3表をベースとした財務分析の新たな手法と、顧問先企業への指導方法について、
会話形式でわかりやすく解説する。


第?章  財務に関心を持たせる
プロローグ?顧問先経営者の財務への関心を惹きつけるにはどうすればよいか
1 損益分岐点に関心を持たせる
 (1) トントンの売上高
 (2) トントンの売上高(金額ベース)
2 キャッシュフローに関心を持たせる
 (1) 余るキャッシュフロー
 (2) 支払能力
3 会社の体力に関心を持たせる
 (1) あと何年存続できるか?
 (2) 貸借対照表による表示

第?章  財務3表の全体像と会計の基礎ルール
1 財務3表の全体像
 (1) 財務3表とは
 (2) 損益計算書とは
 (3) キャッシュフロー計算書とは
 (4) 貸借対照表とは
2 「収益・費用」と「収入・支出」との違い
 (1) 「収益・費用」と「収入・支出」の違い
 (2) 具体的な事例による説明
3 売上原価の構造
4 減価償却費の意味

第?章  財務3表について詳しく理解する
1 損益計算書
 (1) 損益分岐点と損益計算書の基本
  ? 「トントンの売上高」の算出
  ? 固定費・変動費
  ? 限界利益・限界利益率
  ? トントンの売上高の算出の事例
  ? トントンの売上高の算出公式が成り立つワケ
 (2) 固定費と変動費の区分
  ? 損益計算書の構造と固定費・変動費の区分対象
  ? 固定費と変動費の区分が問題点を浮き彫りにする
  ? 固定費と変動費の区分が実務的に役立つ
 (3) トントンの売上高と“ゆとり”
  ? “ゆとり”の分、すべては利益にならない
  ? トントンの売上高を下げるには
 (4) 限界利益率の応用
  ? 多品種の限界利益率を大きくするには
  ? 赤字製品の製造販売は中止すべきか
  ?  限界利益率は1 ?(変動費÷売上高)に置き換えできる
 (5) 損益分岐点の応用
◆損益分岐点(トントンの売上高)の応用式は役立つ
 ・ 経営安全余裕率
◆経常利益率を分解すれば、問題点が浮き彫り
2 キャッシュフロー計算書
 (1) キャッシュフロー計算書の概要
 (2) 営業CF・投資CF・財務CFの意味と見方
 (3) 営業CFについての詳細説明
  ? 売上債権とキャッシュフロー
  ? 棚卸資産とキャッシュフロー
  ? 仕入債務とキャッシュフロー
  ? 減価償却費とキャッシュフロー
  ?  キャッシュフロー計算書のプラス・マイナス表示の原理
 (4) キャッシュフロー計算書の構造
  ? 営業CFの構造
  ? 投資CFの構造
  ? 財務CFの構造
3 貸借対照表
 (1)  左側はプラス財産(運用)と右側はマイナス財産(調達)
 (2) 調達欄と運用欄には、因果関係がある
 (3) プラス財産の合計を「総資産」・マイナス財産の合計を「総資本」
 (4) 左側も3区分・右側も3区分
  ? 流動資産・固定資産は1年基準
  ? 流動負債・固定負債も1年基準
  ? 純資産は、主に資本金と剰余金
4 財務会計上の財務3表の接点
 (1) 当期純利益の発生と蓄積
 (2) 財務3表の接点である当期純利益

第?章  管理会計の発想による財務3表の活用法
1 損益計算書から変動損益計算書への転換
2 貸借対照表からキャッシュ体質図への転換
 (1) 「キャッシュ体質図」とは
  ? 悪玉資産
  ? 善玉負債
  ? 脂肪資産
  ? エネルギー資本
 (2) キャッシュ体質図の見方
 (3)  悪玉資産>善玉負債のとき、売上高が増加。借入金はどうなる?
 (4) キャッシュ体質図は6パターン
3 キ ャッシュフロー計算書とキャッシュ体質図の関連
 (1) 企業の支払能力とCF計算書
 (2) 貸借対照表の独自の配列とCF計算書
 (3) キャッシュ体質図とCF計算書のリンク
  ? 悪玉資産と善玉負債
  ? 脂肪資産
  ? エネルギー資本
  ? 現金等と有利子負債
 (4) キャッシュ体質図の事例
  ? A 社のキャッシュ体質図
  ? しまむらのキャッシュ体質図
  ?  フジテレビ、TBS、日本テレビ、テレビ朝日のキャッシュ体質図
  ? ファーストリテイリング(ユニクロ)としまむら
  ? ファミリーマートとユニー
4 管理会計の発想による財務3表の接点
5 キャッシュ体質図と営業CFの関連原理
 (1) 売上高の増減パターンと営業CF の関連
  ? 悪玉>善玉のパターン
  ? 悪玉<善玉のパターン
 (2) 具体例による説明
6 上場会社のキャッシュ体質図の活用と事例
 (1) ソースネクストと弱気になっている顧問先
 (2) 日本マクドナルドと無謀な顧問先
 (3) アデランスと鈍感な顧問先
 (4) ニトリ、大塚家具と安定期に成すべき戦略
  ? ニトリ
  ? 大塚家具
7 安全性分析の注意点と返済原資
8 財務分析上の注意点
 (1) 現状と傾向をつかむ
 (2) 比率分析と実数分析を両方使う
 (3) 数字は大まかにとらえる
 (4) 他の会社との比較や基準値比較は慎重にする

第?章  未来へのシミュレーション
1 利益・資金計画の活用
 (1) 利益計画とは
 (2) 利益・資金計画の作成ポイント
 (3) 経常利益までを予測する利益計画を立案
 (4) 利益計画の立案手順
  ? 現状分析
  ? 一般経済情勢や業界動向等を考慮
  ? 目標利益(率)の決定
  ?  売上高、売上原価、販売費及び一般管理費に関する方針の決定
  ? 年間計画と月次計画の作成
 (1) 損益分岐点の応用公式
 (2) 設例による利益計画
  ? 現状分析
  ? 一般経済情勢・業界動向等を考慮
  ? 目標利益を決める
  ? 売上高や各種費用に関する方針を決める
  ? 年間利益計画書を作成
  ? 月次利益計画書を作成
 (3) 資金計画の作成
  ? 設例の利益計画から資金計画(資金繰り表)へのシフト
  ? 損益に関わるもの以外のキャッシュの「入」と「出」に関する項目の検討
  ? 設備投資計画の作成
  ? 借入計画の作成
2 独自システムの開発
 (1) 表計算ソフトでの経営計画システム作成は困難
 (2) 独自開発によるシミュレーションシステムの活用

税理士法人TripleWin[ゼイリシホウジントリプルウイン]
編集

堀江國明[ホリエクニアキ]
著・文・その他

堀江亮佑[ホリエリョウスケ]
著・文・その他

内容説明

クラウド会計、AIに負けない税理士になるための教科書!

目次

第1章 財務に関心を持たせる(損益分岐点に関心を持たせる;キャッシュフローに関心を持たせる ほか)
第2章 財務3表の全体像と会計の基礎ルール(財務3表の全体像;「収益・費用」と「収入・支出」との違い ほか)
第3章 財務3表について詳しく理解する(損益計算書;キャッシュフロー計算書 ほか)
第4章 管理会計の発想による財務3表の活用法(損益計算書から変動損益計算書への転換;貸借対照表からキャッシュ体質図への転換 ほか)
第5章 未来へのシミュレーション(利益・資金計画の活用;独自システムの開発)

著者等紹介

堀江國明[ホリエクニアキ]
税理士。1955年埼玉県小川町生まれ。1979年日本大学経済学部卒業。1981年日本大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。1983年拓殖大学大学院商学研究科博士前期課程修了。1985年税理士登録。1987年堀江國明税理士事務所開業。2004年嘉悦大学講師(2008年3月まで)。2007年小川町代表監査委員就任。2011年小川町代表監査委員退任。2016年税理士法人Triple Win設立。2017年嵐山町代表監査委員就任

堀江亮佑[ホリエリョウスケ]
税理士。1984年埼玉県小川町生まれ。2008年慶應義塾大学商学部卒業。2010年日本大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2011年税理士試験合格。2011年~2013年都内会計事務所に勤務。2013年堀江國明税理士事務所入所。2014年税理士登録。2016年税理士法人Triple Win社員税理士として入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぺす

0
CF計算書におけるキャッシュの増減要素で顧問先の体質を見るという視点は勉強になりました。よくある流動比率などの指標より説得力はあるかもしれません。結局、管理会計の要は固変分解とCFということですね。2022/06/02

NORIKUMA

0
ネット購入。タイトルと違い、内容は税理士向けでない。著者の勘違いは、①売上原価がわからない経営者がいる、②財務に対する質問がない=税理士がアドバイスをする経営者という点。いままで、売上原価がわからない経営者になどあったことがない。また、後半に「しまむら」の財務諸表が出てくる。「しまむら」は実質無借金体質に変わってきたのはわかる。でも、変わった事実で終わらせるのでなく、どうやって変わることができたかが大事。それを顧問先に落とし込み、顧問先企業を発展させることこそ税理士の職務だ。2019/05/02

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