内容説明
ハラスメントを熟知した筆者が、厚労省円卓会議の報告書をわかりやすく解説し、職場内でできるパワハラの解決手法を伝授。
目次
第1章 なぜ、今、パワーハラスメントなのか
第2章 パワハラ対策
第3章 職場のルールづくり
第4章 職場内解決のために
第5章 解決手法と事例
第6章 パワハラをめぐる裁判例
資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
79
厚労省「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」の報告書に忠実なかたちでパワハラとは何か、パワハラを予防するためにどうすべきか、あるいは職場内で起こってしまったパワハラにどう対処するかを解説した真面目な真面目な本です。その真面目さは日本法令さんの出版物らしいといえる。とはいえ、セクハラ、パワハラに関係して飯を食っていることに対するある種の嫌悪感、それ以前に円卓会議そのものに懐疑心を持ってしまう私は前近代的な人間なのでしょうか。このようなことをいちいち問題にする昨今の風潮に辟易するのは私だけだろうか。2014/08/19