内容説明
日本労働研究機構(JIL)のテレワーキング研究会は、1994年の設置以来、在宅ワークや在宅勤務など情報通信機器を活用しながら事業主のオフィスから離れた場所で弾力的に働くワークスタイルについて調査研究を続け、また、インターネット上で活動している在宅ワーキングフォーラムと連携を図り、会員を対象とした在宅ワーク実態調査の実施に協力を行いつつ、その結果分析を継続して進めている。本書はこれらの調査結果をもとに作成したものである。
目次
第1章 在宅ワーカーの実態と動向―FWORK97~99年調査より(在宅(SOHO)ワークとは
在宅ワーカーの具体像
在宅ワークの仕事
仕事の獲得と能力開発 ほか)
第2章 発注者(事業所)からみた在宅ワーク―JIL97年調査より(在宅ワーク発注事業所の業種、規模と立地地域;発注開始年と今後の可能性;発注職種と発注の規模;発注の理由とメリット ほか)
第3章 在宅ワーカー登録会社と在宅ワーク情報交流サイトの実態(在宅ワーカー登録会社と在宅ワーク情報交流サイトの位置づけ;在宅ワーカー登録会社の実態;在宅ワーク情報交流サイトの実態;在宅ワーク労働市場の特徴)