内容説明
ハラスメントへの“正しい”向き合い方は存在するのか?職場のコミュニケーションはどうあるべきか?増加の一途を辿るハラスメントに関する法的紛争に対する有効な対応策を探る一冊。各章では、労働法学研究者が、欧米諸国(英・米・独・仏・EU)の法動向を概説。さらに補章では、事後的コミュニケーションに重きを置く「修復的正義」論に焦点をあて、ハラスメントへの向き合い方を模索。
目次
序章 はじめに
第1章 イギリス
第2章 アメリカ
第3章 ドイツ
第4章 フランス
第5章 欧州連合(EU)
終章 おわりに
補章 修復的正義(restorative justice)とは何か―その思想・哲学、理論、そして労働法学との接点
著者等紹介
滝原啓允[タキハラヒロミツ]
大東文化大学法学部准教授。早稲田大学法学部卒業、中央大学大学院法学研究科博士後期課程民事法専攻修了。博士(法学)。中央大学法学部助教、労働政策研究・研修機構研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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