モリニエ、地獄の一生涯

個数:
  • ポイントキャンペーン

モリニエ、地獄の一生涯

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月05日 09時50分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409100134
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C1071

出版社内容情報

アンドレ・ブルトンにその魔術的才能を熱讃された画家の死とエロスに彩られた狂気のドキュマン。

内容説明

EROSの越境者。自慰、近親姦、同性愛、屍姦、人形愛…あらゆる倒錯的性愛に淫するフェティシスト。アーモンド型の大きな眼と長い黒髪をもち、ハイヒールに黒いストッキングを身につけた女たち、その女たちの身体が分解され捻じまげられることで生れる肉体の花々―あのきわめて猥らで挑発的な絵画の秘密。アンドレ・ブルトンにその魔術的才能を熱讃された画家の死とエロスに彩られた狂気のドキュマン。

目次

1 アジャンからボルドーへ
2 ボルドーの独立派芸術家たち
3 ならず者モリニエ
4 アンドレ・ブルトン―名声へのパスポート
5 シュルレアリスムの星雲のなかで
6 エマニュエルとハネル―分身をもとめて
7 愛、悪癖、空想
8 地獄の生
9 死の幻想
10 予期された最期

著者等紹介

プチ,ピエール[Petit,Pierre]
1944年フランス、ボルドー生。米国、南アフリカの大学で教鞭をとったのち、1978~1992年までオークランド大学教授。本書のほかに『フランスはいま?文化の記録』(Comment va la France?Dossiers Culture,´Editions Magnard,Paris,1975)、『フランスはいま?』(Comment va la France?,´Edition Magnard,Paris,1980)、P・ゴーガン『ノアノア』の批評校訂版(Paul Gauguin、Noa‐Noa、Text ´etabli et annot´e par Pierre Petit,´Editions Jean‐Jacques Pauvert et Compagnie,Paris,1988)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイアイ

17
再読。絵画、女、ピストル三つの情熱に生きた男。 12歳で30代の娼婦を買い、スペイン風邪で死んだ妹の脚に・・結婚してもボルドー中に愛人がいて 妻に見せびらかし、脚を剃毛してキレイなら性器が男でも女でも相手を選ばず、自作の自慰器具で××し 、女装し、女に犯される事を望み、絵のグラッシュに精液を塗り(早く乾くらしい)残りは愛猫に食べさせる。 彼の死体に赤いエナメルのペティキュアは塗っていたと思う。絶対に。▽図書館2016/01/19

dilettante_k

3
「モリニエの才気は、もはや稲妻で撃たれた女ではない、稲妻で撃つ女を出現させ、その女を至高の猛獣としてくっきりと描くことに特徴を持っている」ーアンドレ・ブルトンがサドを強く意識させる賛辞を捧げた画家は、性倒錯の見本市といえる極めて複雑な、しかし精妙な一つの魂を備えていた。周到に準備されたピストル自殺で果てるまで、著者が画家の「信仰告白」を直接聴き取って綴られた、ひときわ奇妙な伝記。画家一流の誇張はいささか割り引くべきだが、エロスの「地獄」を敢然と選び取った男の魂の哄笑が全篇に谺する、まさに空前絶後の一冊。2013/03/12

750℃の make you!

1
性別、妄想と現実、生と死、あなたと私、など様々な境界がどろりと溶けてねじ式になってしまったような世界に生きたすげぇ芸術家であったように思いました。絵やモンタージュでも、複数の女性やモリニエ自信が絡み合ってくっついちゃってます。根本的に住む世界が世界違う人なので話す内容も妄言に読めてしまわなくもないのですが、本人は切実に現実的で、実感を持って語っていることが伝わるので、もっとちゃんと読み取りたいなー。そのためにはやはり実践が必要なのかなーとか思います。うーん、すね毛剃ってストッキングでも穿いてみようかな。2017/10/08

ねじけ

0
ぐったりするほど濃い内容。2009/04/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/40730
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品