ハリルホジッチ 勝利のスパイラル

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784537261226
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0030

出版社内容情報

エース・ストライカーとしての栄光、ユーゴ内戦に翻弄される悲劇、監督としての挫折、アルジェリア代表を率いての復活、そして日本代表監督としての必勝軍団の誓い……。その起伏に富んだ激動のサッカー人生をドラマティックに描き出す感動のドキュメント! 日本代表に就任した彼の心境に迫った著者陣による追加インタビューも収録、いまもっとも熱き指揮官のすべてが解き明かされる。

序章‐敗れざる「不死鳥」―レジオンドヌール勲章受賞の日に
第一章 ハリルホジッチの「勝利の魔術」
第二章 サッカー・師・伴侶―故郷での3つの出会い
第三章 エース・ストライカーの誕生―ナントからPSGへ

【著者紹介】
1969年生まれ。1993年よりジャーナリストとして活動。ユロップ1、地中海国際放送(モロッコ)、RF1、レキップTV、フランス2、キャナル・プリュスに相次いで在籍。サッカー部門を担当する。サッカー及びロック音楽に関する著書が多数。2013年、プロのジャーナリストの才能豊かな若者を表彰する、キャナル・プリュス・グループ主催の三大コンクールの一つ、ル・グランド・マッチ・スポーツを後援。現在はジャーナリズムを支えるかたわら、27歳から87歳向けを自称するカルチャー雑誌『シュノック』への寄稿など、多方面で活躍中。

内容説明

新生サッカー日本代表を率いる闘将の波乱万丈の人生。敗れざる不死鳥の軌跡!フランス人ジャーナリストによる唯一の本格評伝。

目次

序章 敗れざる「不死鳥」
第1章 ハリルホジッチの「勝利の魔術」
第2章 “サッカー・師・伴侶”―故郷での三つの出会い
第3章 エース・ストライカーの誕生―ナントからPSGへ
第4章 幸福な日々から戦火の中へ―故国ボスニア
第5章 「冬の時代」の試練に耐える
第6章 新天地カサブランカで頂点に立つ
第7章 「ハリルホジッチの精神」は十年残る
第8章 「つわもの」去る―PSGとの蜜月と離別
第9章 アルジェリア、そして日本へ―ワールドカップの指揮官
特別篇 ハリルホジッチ代表監督インタビュー

著者等紹介

ジャウイ,ローラン[ジャウイ,ローラン] [Jaoui,Laurent]
1969年生まれ。1993年よりジャーナリストとして活動。ユロップ1、地中海国際放送(モロッコ)、RFI、レキップTV、フランス2、キャナル・プリュスに相次いで在籍。サッカー部門を担当する。サッカー及びロック音楽に関する著書が多数。2013年、プロのジャーナリストの才能豊かな若者を表彰する、キャナル・プリュス・グループ主催の三大コンクールの一つ、ル・グランド・マッチ・スポーツを後援。現在はジャーナリズムを教えるかたわら、27歳から87歳向けを自称するカルチャー雑誌『シュノック』への寄稿など、多方面で活躍中

ロッソ,リオネル[ロッソ,リオネル] [Rosso,Lionel]
1967年生まれ。1990年よりジャーナリストとして活動。当初はフランス、ロレーヌ地方のジャーナリストとして活動していたが、1996年、ユロップ1へ入局後、キャナル・プリュス、フランス2、レキップ21、ユーロスポーツなどに在籍。サッカーの試合やポーカー世界選手権の解説者として名を馳せる。2001年、最優秀スポーツコメンテーター賞受賞。2008年の北京オリンピックでは朝の関連番組の司会を務め、2011~13年にかけてヤフー・スポーツのインタビュー記事を作成

楜澤美香[クルミサワミカ]
1968年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒。東京外国語大学修士課程ロマンス系言語専攻修了。1993年Jリーグ開幕当初より清水エスパルスを応援し、2000年エスパルス後援会に入会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

50
サッカーにはほとんど関心を持っていないが翻訳された旧知の美香さんに直々に紹介していただいたので読んでみた。苦手なバルカン諸国の歴史なども密接に関係した評伝で自分には難解だった。(全部理解することは諦めた)2016/06/12

Humbaba

7
上手くいっているときは絶賛され、結果が出なくなれば罵倒される。それがトップに立つものの責任であり仕事であるといえばその通りなのだが、その場に経つとかなり負担の大きいものであることは間違いない。選手に迎合すればもっと仕事をしやすくなるかもしれないが、それで結果が出るかは別問題である。2015/11/13

しょうた

2
結構気難しい人だけど、欠点があるからこそ親しめる点もあった。 記憶に残った点は、1994年から1997年までの約3年間失業中で、フランスの3部のクラブにさえ監督就任を断られていたこと。 その期間は、生計を立てるために友人からお金を借りたりして、絶望的な状況だったようだ。 ボスニアでの過酷な体験しかり、そういった経験をしている人物であるからこそ、親しみがわく。 選手にとっては厳しい監督かもしれないが。2017/07/03

ひで

2
UAEに勝った翌日に読了しました。紆余曲折と云う言葉を体現してきたのがハリルホジッチ監督なんですね。彼の持つ厳格さが、日本サッカーの吉となって欲しいと感じています。2017/03/25

辻井凌|つじー

1
ハリルホジッチが日本代表監督に就任するまでを扱った評伝。ハリルが日本でいる間に起きたことは、彼のこれまでのキャリアでも起きてきたことだということがわかる。できればもっと彼自身の言葉を読みたかった。独自のメソッドで結果を残す点、権力を自分一人に掌握する手法、周りとコミュニケーション不全が起きる点、ピッチ外では情に厚いところ。日本で起きた出来事は、まるで予見されていたかのようにこれまでのハリルホジッチのキャリアでも起きていたように思える。2022/09/17

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