20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784537260526
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0031

内容説明

政治的謀略としての小沢問題を多角的に検証。国策捜査の被害者、法曹関係者、国会議員、ジャーナリストら20人の論者が真相を暴く!

目次

序章 かくして検察の「政治的陰謀」は達成された(鳥越俊太郎)
第1章 被害者たちが証言する「国策捜査」の実態(検察が潰れる「最大の弱み」を告発(三井環)
「暴力組織」に成り下がった検察、「既得権益」にしがみつくメディア(仙波敏郎)
権力とメディアの暴走を許さない(鈴木宗男)
原子力帝国・全体主義国家に変貌する日本(佐藤栄佐久)
日本の民主主義のため最後まで闘う(石川知裕)
小沢裁判事件の評価と主権者がとるべき行動(植草一秀))
第2章 民主主義の危機、「検察」の暴走を検証する(陸山会事件における検察の暴走とメディア(郷原信郎)
法務・検察官僚に組織としての正義はあるか?(川内博史)
政治的冤罪事件「小沢ケース」の奇々怪々(有田芳生)
検察の暴走と「指揮権発動」の真相(小川敏夫)
検察の暴走・司法の崩壊に、市民に何ができるか(八木啓代)
暴走検察の背後にある刑事司法の巨大な歪み(青木理))
第3章 なぜ、大メディアは「検察」の暴走に加担したのか(革命的改革を阻止した官僚と、それに手を貸したマスコミ(高野孟)
「アンチ小沢という空気」の正体(二木啓孝)
「週刊朝日」と大手メディアの違いはどこから生じたのか(山口一臣)
民主統制なき刑事司法に、メディアが最後の砦となれないことの悲劇(神保哲生)
小沢事件をメディアはどう報じてきたか(浅野健一)
官僚機構の一部と化したメディアの罪(マーティン・ファクラー))
終章 権力の暴走とメディアの加担―小沢問題の意味を問う(木村朗)

著者等紹介

鳥越俊太郎[トリゴエシュンタロウ]
1940年3月生まれ。福岡県出身。毎日新聞大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、『サンデー毎日』編集長を経て、同社を退職後、1989年より活動の場をテレビに移す。現在、“ニュースの職人”として、さまざまな番組のキャスターやコメンテーターとして活躍中。2005年の大腸がん発覚以来、がん患者やその家族を対象とした講演活動も積極的に行っている

木村朗[キムラアキラ]
鹿児島大学教員、平和学専攻。1954年8月生まれ。北九州市小倉出身。現在川内原発差し止め訴訟原告団副団長を兼任。平和問題ゼミナールを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

9
基本、小沢事件だが、書かれていることは全ての冤罪事件に共通する。小沢事件をほぼ全ての論者は、総理大臣になるであろう一人の人間を、検察と政治権力、メディアが一体となって徹底的に貶め、彼の政治的影響力を完全に奪った事件と評している。因みに小沢事件の詳細は、石川知裕氏、植草一秀氏、郷原信郎氏の論考が詳しい。小沢事件のポイントは、なぜ検察が権力のコントロール化に置かれることになったのかということ。三井環氏によれば、検察の裏金問題を当時の自民党政権がもみ消しに協力したことで、検察は政権に弱みを握られたからだと言う。2014/03/23

Keiko Yamamoto

1
警察、検察を信じることができなければこの社会で生きることは非常に難しくなる。司法は信頼できるかと言えば裁判所も信じられない。 日本はすでに非法治国家となっている。芯から蝕まれている。怖い。怖すぎる。2022/11/30

在我壷中

0
感想、レビューをと・・・全く値しない・・・鳥越氏等には夫れこそ素人、将に『B層』の評するが如き論、解説・・・と。謀略?政治家と検察警察権力による・・・と。そして、そんな小沢には『天の声』等は否定すると・・・理解不能・・・現代マスメディアの限界を観た一冊2013/09/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7153394
  • ご注意事項