内容説明
日本の原発は、実はアメリカの核燃料置き場だった。アメリカを頂点とする原発利権の正体と国民洗脳の手口とは!?日本人が信じ込まされてきた原発とエネルギーの“常識”を脱洗脳の第一人者・ドクター苫米地が覆す。
目次
第1章 「原発の嘘」に騙されるな
第2章 知っておきたい原子力の基礎知識
第3章 原子力の支配者・アメリカ
第4章 原発利権の真実
第5章 原発とメディアによる洗脳工作
第6章 新エネルギーと日本の未来
著者等紹介
苫米地英人[トマベチヒデト]
1959年、東京生まれ。認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
27
アメリカの核戦略の一環(3頁)。 しかし、トモダチ作戦で被曝したので裁判、 というのもTPPで裁判になるような感じかな? 強かですな。 ゴシック太字なので要点は明確。 多忙な人はそこだけ読んで、 周辺を広げる読み方でもよいだろう。 地方の国民にとっては、テレビと新聞を 頼りにせざるを得ない高齢者がいる(6頁)。 原発対峙に、デジタルデバイドは致命的だ。 原発は発電停止なのであって、 出力ゼロなだけ(26頁)。 廃炉作業は時間がかかるので、 都知事選の結果は五輪重視の舛添氏だったので、 残念無念。 2014/04/10
村越操
12
原発推進はすべてアメリカの思惑。ここにも戦後の歴史を学ぶ意義がある。「電力会社が赤字赤字と強調しているのは、単に原発を動かしたいだけ」「洗脳で一番効果があるのは、恐怖を与えること」「世界一の原子力技術を持っているのは、アメリカ軍とアメリカの軍需産業」「原子力イコール核であり、原子力発電所というのは核施設なのです」「東電のいう撤退とは、民間企業の手には負えないから、アメリカ軍に対応を委ねるという意味でした」「日本から原発がなくなることは、アメリカの核施設が撤去されることであり、彼らにとっては、由々しき事態」2013/06/09
Moca
10
原発はやめることが出来ない現状。更に原発が増え続ける現状。原発は一体、誰に支配されているのでしょうか?日本自体の原発は全部取り除くことが不可能である。メディアによっては日本中の国民に洗脳し、更に原発を増やし続け悪化しようとしている。2019/11/12
こも 旧柏バカ一代
9
また洗脳を解かれた心境だ。日本の原発技術は旧い。しかも原発技術の中枢には触れさせてもらえない。触れさせて貰えるのは周辺技術だけ。戦前から電通の広告料収入に依存してるマスコミは相変わらずだったんだ。それが大本営発表。そして今の原発安全神話。2019/01/28
ANUNYAPHUM
9
いつもの事ながら…苫米地博士ここまで書いていいのですか!? この1冊で、原発の真実が解る。 ここまで情報とれるのは、この人以外有り得ないのかも。 本当に多くの人に読んでもらいたい。 2013/02/19