内容説明
主人公の3倍はデカイ敵。殴られ、壁を破って飛んでいく男。嘘のような必殺技…。『あしたのジョー』、『巨人の星』から『北斗の拳』まで、名作漫画28作品を科学する。
目次
第1部 根性の連立方程式(漫画界屈指の身長17m男、その強さを科学的に測定する!―『北斗の拳』;大リーグボール養成ギプスは本当に役に立つのか?―『巨人の星』 ほか)
第2部 大偉業の連鎖反応(東北ササニシキ連合の壮大な夢は、人糞問題がネックである!―『ガクラン八年組』;花火で火星へ!?バカボンのパパのパパの偉業を讃える!―『天才バカボン』 ほか)
第3部 勝負の温暖化現象(実録漫画がひっそり描く大山倍達のズバ抜けた実力!―『空手バカ一代』;ジャイアント馬場は本当にこの特訓をやったの!?―『ジャイアント台風』 ほか)
第4部 人生観の突然変異(地上10cmで変身するスペクトルマンの猛烈迷惑!―『スペクトルマン』;100万ページの計算を一日で!未来人の頭脳に挑戦する!―『スーパージェッター』 ほか)
著者等紹介
柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年、鹿児島県種子島生まれ。「理科雄」は本名。80年、京都大学を受験し、発表前に京都に部屋を借りるが、不合格。そのまま京都で浪人生活を送り、翌年、東京大学理科1類に進む。その後大学を中退し、自ら経営する学習塾「天下無敵塾」を設立するが、経営不振状態が続く。96年、友人の編集者に勧められ、塾の運転資金ほしさに『空想科学読本』を執筆したところ、60万部のベストセラーに。だが、印税の入金が間に合わず、塾は倒産する。99年、空想科学研究所を設立し、主任研究員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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