日文新書
日本人が五輪100mの決勝に立つ日―多くのトップスプリンターを育成した指導法の秘密

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537258547
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0275

内容説明

なぜ、北海道の小さなクラブから、多くのトップ選手が輩出されるのか!?「最速の世界」の攻防とはいかなるものなのか、「速く走る」ための独自の練習法とは、そしてみえてきた「世界と戦える日本人の可能性」について明かす。

目次

第1章 女子100m、世界への挑戦(女子短距離界のトップ選手たちがいま、このチームにいる;衝撃を受けた福島のアメンボ走法 ほか)
第2章 誰よりも速く走るために(日本女子100mの失われた17年間;脚のスイングスピードを武器に世界と戦う ほか)
第3章 単純に教えれば、選手は伸びる(指導者に大切なのは「単純に教える」ということ;常に「伸びしろ」を残しながら指導する ほか)
第4章 北海道から世界を目指す!(なぜいま、北海道からトップアスリートが輩出されるのか;陸上競技との出会い ほか)

著者等紹介

中村宏之[ナカムラヒロユキ]
1945年北海道富良野市生まれ。北海道ハイテクアスリートクラブ監督。日本陸連女子短距離テクニカルスタッフ。札幌東高校から日本体育大学へと進み、三段跳の選手として活躍。日本インカレ、日本選手権で三段跳6位入賞。中標津高校の教員時代にも競技を続け、国体、東日本実業団選手権で優勝する。腰の怪我を契機に競技を引退。その後、恵庭北高校へ異動。100m、200mの日本記録を更新した伊藤佳奈恵を指導。全国高校総体の優勝者や入賞者を数多く輩出する陸上部に育て上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Humbaba

9
ただ闇雲にトレーニングをすれば能力が伸びるわけではない.無論トレーニングが不要というわけではないが,ずっと本気でやり続けられるほど人は強くない.一見関係のないものであっても,やってみればプラスに成るものはたくさんある.自由な発想でやって見ることが大切であろう.2011/12/15

Kaz

2
陸上は門外漢なので詳しくはわかりませんが、ここに書かれている指導法は日本での先端なのでしょうか?それとも異端なのでしょうか?私としては、もう少し詳しい技術論が知りたかったのですが、これはこれで勉強になりました。2014/02/26

dwarfjay

2
あまり具体的なトレーニングの話とかはなかった。カントクのいままでの陸上人生とか指導理念とか、そういう話が中心。 2011/09/12

オカピー

1
福島千里選手が出てきた背景が少しわかったような気がします。私も中学高校と陸上競技をやっており、三段跳びを専門としていました。中村監督も同様の種目で、「修行僧のように取り組んでいた」という部分とか、時代は違いますが記録も似通っていて、共感を感じました。北海道という特殊な地域性を超えて、常に練習方法を工夫し、自分も楽しみながら選手を育てることに、情熱を持っている監督に感動です。2013/01/27

鳥義賊

1
専用のインドアスタジアムを作ってしまう、北海道ハイテクノロジー専門学校の先見性が凄いです。こういう拠点があって優秀な指導者が一貫指導できるなら、これまでの常識を超えた選手が出てくる可能性はあるな。と思います。「短距離種目、それも100メートルは、民族の可能性への挑戦でもある」という言葉に燃えました。2011/09/26

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