目次
序章 『資本論』予備知識(労働者のための経済学批判―マルクスの『資本論』とはどういうものなのか;カール・マルクスを知る(1)裕福な自由主義者の家庭に育ったマルクス ほか)
第1巻 資本の生産過程(商品と貨幣;貨幣の資本への転化 ほか)
第2巻 資本の流通過程(「資本の諸変態とそれらの循環」―貨幣資本、生産資本、商品資本の循環;「資本の回転」―周期的に回転する資本の運動についての考察 ほか)
第3巻 資本主義的生産の総過程(「剰余価値の利潤への転化と剰余価値率の利潤率への転化」―費用価格という概念について;「利潤の平均利潤への転化」―一般的利潤率についての考察 ほか)
著者等紹介
土肥誠[ドヒマコト]
1959年京都府生まれ。筑波大学大学院博士課程社会科学研究科単位取得退学。修士(経済学)。衆議院議員政策担当秘書、公共政策プラットフォーム研究員、LEC東京リーガルマインド大学、LEC東京リーガルマインド講師、LEC総研第1研究所研究員等を歴任。現在、セーフティーネット研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チャック
5
資本論という本があるその本を読むためのマニュアルがこの本。2014/01/06
†漆黒ノ堕天使むきめい†
3
なんとなく 資本が分かった気がした。
Miki Shimizu
1
面白いほどよくは分からなかった。でも、元の本はもっと難解で長ったらしいので、ちょっとはわかる気になる、、、かな?なんとなく、話がどう進むか見えたかなーくらい。うーむ。2015/07/05
肯定ペンギン
1
現在は過度な労働の規制や労働条件に関しての法律が資本論執筆時の19世紀よりは充実しているが、資本家と労働者との関係、労働力という「商品」を使って価値が生み出される過程など本質的な部分は今もなお変わっていないことがわかり勉強になった。マルクスと聞くと共産主義を推進する人物というイメージがあり、実際そうであったのだが、資本主義を否定するには資本主義の本質を解明しなければならないというマルクスの姿勢に感銘を受けた。会社などに自らの労働力を提供することで賃金を得ている人々(自分もそうなのだが)には読んでもらいたい2013/01/13
シエロ
0
資本論ぼんやりですが見えてきました。第2巻と第3巻は初心者にはさほど重要では無いのか専門的すぎるのか判断はできませんが他著書も読み進めたいと思います。2017/01/10