内容説明
逮捕されたらどうなるのか?厳しい取調べ、起訴、そして刑務所へ―。“塀の中”の規律の実態が明らかになる。
目次
第1章 逮捕されたらこのように扱われる!
第2章 拘置所に送られた被告人、その生活は…
第3章 これが刑務所の生活の真実だ!
第4章 すべてにお伺いを立てるムショ暮らし
第5章 親も子も必読!少年鑑別所のすべて
第6章 初公開!!これが少年院だ!
第7章 待ちに待った釈放…シャバへ!
著者等紹介
坂本敏夫[サカモトトシオ]
ノンフィクション作家、小説家、俳優。1947年生まれ。法政大学法学部中退。1967年、大阪刑務所管理部保安課に採用される。1977年、法務本省に転任。1985年、東京矯正管区矯正専門職。以後、長野刑務所、東京拘置所、甲府刑務所、黒羽刑務所で課長を歴任。1994年、広島拘置所総務部長を最後に退官。『13階段』『愛の流刑地』『踊る大捜査線』など、多数の映画やTVドラマに刑務アドバイザーとして携わる他、アドバイザー兼役者として『父と子の旅路』『休暇』などの作品に出演もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mazda
30
刑務所暮らしをすることが一生ないことを願っているが、万が一そうなってしまった場合の心得(?)が事細かく書いてあった。なるほど、と思ったのが、二度と刑務所の門をたたかない人の特徴が読書家である、という点であった。読書を通していろんな世界のことが分かるという意味では、一般社会でも同じかな?読書をすることでいろんなことが分かり、自分に自信がつくというのも大きいと思う。2013/10/14
ひろ
2
参考になった。しかし読んでてよかった!という事のないようにしたい。2016/05/27
ず〜みん
2
刑務官をしていた著者が、脚色されたドラマと違う、生の刑務所や少年院の実体や問題点を書いた本。少年院の書き方は甘いけど、いかに刑務所運営が困難で、善良な一般市民が危険に晒されているかわかる。2012/07/29
幸災楽禍チャン🪦💕
1
10年以上前の本だから時効の話は違うし他にも色々変わってそうだけど。少年院の「内観」が印象に残った。って言うか私の仕事が黙って立ってるか座ってるかで手持ち無沙汰でも勉強や作業しちゃいけなくて、何かの刑罰みたいだと思ってたら本当にそんな矯正法があるとは。しかも効果抜群なのか。私は眠くて白目剥いてるけど。もっと若ければ立派な志でも持てただろうか。他にもロールレタリングや勉強等、少年院は成人と違ってみんな立派に立ち直るって何度も書いてあったけど本当か?2020/12/12
がろんっ
0
取り調べのところを詳しく知りたかったが、あまり書かれていなかった。2017/10/14
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