内容説明
大企業の代表、NPO法人の運営、そして起業体験―。軽やかに国境を飛び越える“行動の人”畴が見た日本人の本質とは…。日本人は、いつから「足るを知る」心を喪ったのか―。三菱電機アメリカで長く社長兼会長をつとめた三菱グループの重鎮が、いま初めて明らかにする刮目の日本再生論。
目次
第1章 人生の目覚まし時計が鳴る朝に―
第2章 「集まり」を大切にしてきた日本人と文化
第3章 暑さ寒さに耐えるのが、心身を鍛える最上の道
第4章 大切にしたい「ほどほどでいい」と思える心
第5章 無駄を排して、中身で勝負する
第6章 人をその気にさせ、きっかけができ、何かが始まる
第7章 徹底的な無駄の排除から新しい世界が始まる
著者等紹介
木内孝[キウチタカシ]
1935年ドイツ・ハンブルグ生れ、イギリス・ロンドン育ち。森村学園、慶応義塾で学んだ後、三菱電機に入社、カナダ・ブリティッシ・コロンビア大學大学院にて修士。アメリカ勤務が16年(三菱電機アメリカの支社の責任者6年、代表取締役社長兼会長10年)。本社取締役、常務を歴任中に次世代に住み良い社会を遺す事に配慮をする企業・団体のネットワーク組織、NPO・フューチャー500をアメリカで設立。1997年に世界未来学会で基調講演の際にP.D.ピーダーセン氏を知る。爾来ピーダーセン氏と(株)イースクエアを設立するなどして自然環境、持続性、企業の社会責任、農業の分野で積極的に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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