内容説明
神道・密教・仏教から新興宗教まで、日本宗教の変遷・教義としくみが一読してわかる。日本人として覚えておきたい宗教の常識と知識を簡潔におもしろ解説。
目次
1 今も生きている宗教行事―日本人の死生観や自然への信仰と“想い”がわかる
2 奈良仏教はどんな宗教か―仏教の始まりと日本の仏教受容の源流がわかる
3 平安仏教はどんな宗教か―“日本仏教”の確立と厄除・願望成就の習俗がわかる
4 修験道とはどんな宗教か―道教・儒教・神道が混淆した日本仏教の展開の側面がわかる
5 阿弥陀信仰とはどんな宗教か―地獄と極楽、地蔵や大黒天などのルーツや仏教行事の意味がわかる
6 鎌倉新仏教とはどんな宗教か―浄土宗、日蓮宗、臨済宗、曹洞宗など日本仏教の独自な発展がわかる
7 室町~江戸期の宗教―墨絵、茶道…日本文化の源とキリスト教と日本との関わりなどがわかる
8 明治以後の宗教―王政復古下の神道と廃仏毀釈、新宗教の展開がわかる
著者等紹介
小池長之[コイケナガユキ]
1923年、東京大学文学部宗教学科卒業。東京学芸大学名誉教授。日本宗教学会理事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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