内容説明
世界を震撼させた「同時多発テロ事件」、緊迫の度を深める中東情勢など、詳細が明らかになるにつれ、国際情勢、経済、宗教、民族など、世界を理解するための情報・知識がないことに、我々は否が応にも気づかされることになった。その後の激動は言うに及ばず、世界各地、および世界を構成する広範な各要素を分析する上で必要欠くべからざるもの、それを「タブー」という視点からまとめたものが本書である。
目次
第1章 日本が直面する危機
第2章 怪物的世界企業の時代
第3章 世界を動かす黒幕
第4章 暗躍する国家と企業
第5章 情報戦争の黒子たち
第6章 日本を包囲する世界の思惑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noby
7
2004年から2009年まで毎年刊行された国際情勢、政治経済、企業経営などを図表入りで解説する本です。扇情的なタイトルのわりに内容は至極まともです。「学校で教えない教科書」との表記もあります。実際、学校の歴史授業は近現代史までたどり着かないので、この本にまとめられた内容を知らぬまま過ごしてしまっている日本人も少なくないでしょう。古い本ですが、「失われた20年」「デフレ不況」などと愚痴る前に、なぜそうなってしまったのかについて、ベースとなる知識を仕入れるべきだと思います。 2017/07/07
HIRO1970
1
☆☆2011/04/02
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- 和書
- スペインの歌