元刑務官が明かす刑務所の正体―いま獄中で何が起きているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537251821
  • NDC分類 326.52
  • Cコード C0036

内容説明

スクープ!!刑務所崩壊!?極秘資料と深層取材でわかった刑務所、法務省、検察の恥部を大暴露!前代未聞、本邦初の現職刑務官による座談会で明らかとなった名古屋刑務所事件の恐るべき真相とは。

目次

プロローグ いま、刑務所で何が起きているのか
第1章 現役刑務官が語る塀の中(現職刑務官七人による座談会)
第2章 すべて明かそう刑務所の実態(これが現在の刑務所だ;法務省矯正局と矯正管区―監督機関の不思議;刑務所の私物化と裏金づくりの実態;刑務所の使命とは―時代とともに)
第3章 刑務官の職務と受刑生活のすべて―名古屋刑務所門外不出の資料から(刑務所の数だけ規則がある)
エピローグ 刑務所崩壊の危機が迫っている

著者等紹介

坂本敏夫[サカモトトシオ]
ノンフィクション作家、保護司。昭和22年生れ。法政大学法学部中退。昭和42年大阪刑務所管理部保安課看守を拝命。以後、神戸刑務所処遇係長、大阪刑務所処遇係長、法務大臣官房会計課主任、東京矯正管区矯正専門職、長野刑務所課長、東京拘置所付法務省矯正局(監獄法改正プロジェクト)、甲府刑務所課長、黒羽刑務所課長、広島拘置所総務部長を歴任。平成6年3月まで、27年間法務事務官として奉職。ペンネーム・二条睦で小説を執筆。新分野プリズン・ミステリーを拓く。『監獄女医・地下牢の囚人』で第一回角川春樹小説賞特別賞、シリーズ『監獄女医(2)死刑台の女』は映画化、テレビドラマ化される(以上ハルキノベルズ・角川春樹事務所)。映画『刑務所の中』(平成14年公開)、『13階段』(平成15年2月公開)、『ナインソウルズ』(平成15年8月公開)のアドバイザーも務めた
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感想・レビュー

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たろーたん

1
名古屋刑務所で起きた受刑者の肛門への放水事件についての座談会だが加害者の言い訳を聞いているようで辟易した。地裁の判決文まで辿ったけど、収容困難な受刑者とはいえ、これの擁護はさすがに難しいよ。「刑務官が日常的に暴力をふるっていたら出所した受刑者が警察とかに言うはず」とか「朝日新聞は嘘の垂れ流し」とか「裁判で孤立無援(そりゃそうだろ)」とか「検事の罵詈雑言の取調べが信じられない」「私は検事に最後まで正しいことしか言えなかったら逮捕された」とか自分のことを棚に上げて、よくも言えるわ。2022/05/29

Heyryo Motoyama

0
刑務所の事は、刑務所の中という漫画と映画でしか知らない。この本の著者は元刑務官であり、この映画の刑務指導の方。 人権問題により刑務所の規律が緩くなり、現場が大変になっていると。 刑務所の生活が詳しく書かれてあり、独居室や雑居室などの見取り図もある。この本の3分の1以上が刑務所の規則となっている。この規則を読めば刑務所が矯正教育機関である事がよくわかる。2017/05/23

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