目次
第1章 クラウゼヴィッツ『戦争論』誕生の謎をさぐる
第2章 キーワード「戦争は政治の継続」を解き明かす
第3章 実戦を通して戦争の本質を明かす
第4章 戦史を通して戦争計画の過去・現在・未来に迫る!
第5章 これが勝利する指導者の資質だ!
第6章 これが勝利する作戦のすべてだ!
第7章 こうなると負け戦になる
第8章 防衛は攻撃に勝る―真の防衛策をクラウゼヴィッツに学べ!
著者等紹介
大沢正道[オオサワマサミチ]
1927年名古屋市に生まれる。1952年東京大学文学部大学院を修了後、平凡社入社、『思想の歴史』『ドキュメント現代史』『林達夫著作集』『オーウェル著作集』などの企画・編集に携わる。編集局長・出版局長を歴任、1986年退社。以後著作に専念。とりわけ欧米中心の思想や歴史観の見直しを課題に幅広い活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
8
不確実の存在と計画は常に変更を余儀なくされ、トップはその場で判断を迫られる。物事を始める前に究極の目的を決め、次に中間的な目標を決めておく。ある市場、時間で競合に勝ってる状態をつくり、それをいかに最終的な勝ちに結び付けていくかが勝負になる。防御とは相手が攻撃してくることを前提として攻撃を待ち受け、阻止する事。防御では自ら有利な地形を選び攻撃を待ち受け敵が前進して攻撃を準備する間の時間的な余裕を利用して、陣地や障害物を作る事により地形を強化する事も可能。防御型マネジメント顧客を引き止め新たに創造する 2014/07/05
銀獅子王の憂鬱
3
かなり残念な本。クラウゼビッツの戦争論のレクチャーではなく、筆者の太平洋戦争感をゴリ押ししているだけのように思える。また一部には特攻賛美とも思える記述もあり、読んでいて嫌悪感を覚える。クラウゼビッツは作者の私見を補強するにために使われているにすぎなく、 この本から得られるものは何一つない。 2011/09/28
Tsutomu Kayahara
1
軍事力による裏付けって大事だと思います。守る為の攻め。必要ですよね。2014/11/13
東側ギャン
1
これ戦争論を持論に結びつけるための本になっているようで残念。2012/02/19
mahiro
1
クラウゼヴィッツというより日本版の著者に心の中でツッコミ入れまくりつつ読み終えた。今度は文庫か何かで直訳に近い物を読むとしよう。孫子の方が好き2009/08/25
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- 和書
- OD>言継卿記 〈1〉