出版社内容情報
特定の物質や行動をやめたくてもやめられない病の「依存症」。
スマートフォンの普及や時代の変化にともない、
依存症の種類も多様化しました。
「スマホ依存」「ゲーム障害」などの言葉は、
テレビやインターネットのニュースで目にする機会も増え、
社会問題として注目されています。
依存症は一度症状が出てしまうと完治が難しい病気です。
本書はその依存症について具体例を交えながら、
依存する人としない人の違いや依存症の進行の仕方、
依存症が起こるメカニズムなどを、メンタルマネジメントや環境、
生活習慣の観点から図解でわかりやすく解説。
病院に行かずに自宅でできる認知行動療法ワークシートや
周りの人ができるサポート法なども掲載しており、
現在なんらかの依存症状に不安を覚える方にもすぐに役立ちます。
症例は、スマホやアルコール、薬物、ギャンブルなど
一般的によく耳にするものから、
新しく浸透している課金中毒やカフェイン中毒など幅広く紹介。
そのほか、近年若者を中心に増加傾向にあり、
問題視されている性に関する問題行動(強迫的性行動症)の
ホスト依存や地下アイドル依存なども実例とともに掲載しています。
自分や大切な人を守るために、
今知っておきたい新しい知識が満載の一冊です。
内容説明
スマホ・ゲーム・市販薬・DV・アルコールなど、依存症のギモンを専門医がすべて解説!「セルフ認知行動療法」ワークシートつき。
目次
第1章 誰でもなり得る「依存症」のメカニズム(現代人の9割は何かに依存している!?;間違った思い込みをなくす!誤解の多い依存症 ほか)
第2章 やめたくてもやめられないネット・ゲーム依存(毎日4時間以上は「ネット依存」の可能性;長時間プレイや高額課金も!「ゲーム障害」とは ほか)
第3章 多様化する現代の依存症(主な依存症の種類;飲酒をコントロールできない!アルコール依存症 ほか)
第4章 今知っておきたい!「性」に対する問題行動(性に対する問題行動が増えている!?;性嗜好障害ってどんなもの? ほか)
第5章 脱依存!抱え込まずに上手に生きる(現代社会のストレスと依存症の関係;依存症になっても回復はできる! ほか)
著者等紹介
大石雅之[オオイシマサユキ]
大石クリニック院長。精神科医、日本精神神経学会専門医、指導医、精神保健指定医、介護支援専門員。1979年東京慈恵会医科大学卒業。1991年栃木県立岡本台病院の診療部長を退職し、当時はまだ珍しかった、外来でアルコール依存症を治療するための専門クリニックを横浜市中区で開業。現在は社会の変化により、アルコールや薬物の他に、ネット依存・ギャンブル依存症・買い物依存症・クレプトマニア(窃盗症)・性嗜好障害などの症状を抱えた患者からの相談も増え、40年以上日々様々な患者に寄り添う治療を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
kanki
ゆう
hands
hide
-
- 電子書籍
- 森咲智美 ドエロい。
-
- 和書
- 悪魔の星 創元SF文庫