出版社内容情報
書いた文字がこなれて美しく見える、
行書や連綿などのつづけ字。
ペン字のお手本として人気の高い百人一首を題材に、
筆ペンで4週間練習します。
すべての練習がお手本をなぞるだけなので、
行書を書いたことがない方でも大丈夫。
第1週目を初級、第2週目を中級、
第3週、第4週を上級として、
くずし方、つづけ方の難易度がだんだん上がり、
4週間で美しい行書や文字の連綿のコツをマスター。
流れるような大人の筆文字が書けるようになります。
それぞれの歌には、
現代語訳と作者についての説明が添えてあり、
百人一首の鑑賞にも役立ちます。
また、カルタとりの最初に読まれる序歌や、
百首の決まり字も紹介しているので、
歌を覚えることも楽しめるようになっています。
内容説明
流れるような美しい筆文字の百人一首をなぞり書き。4週間のステップアップでくずし方、つづけ方をマスター。
目次
第1週(くずし字・つづけ字とは;まずは練習からはじめましょう ほか)
第2週(難波潟みじかき芦のふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや;わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ ほか)
第3週(あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな;由良の門を渡る舟人かぢを絶え行方も知らぬ恋の道かな ほか)
第4週(高砂の尾の上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ;憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを ほか)
著者等紹介
岡田崇花[オカダスウカ]
日本書蒼院副理事長。文部科学省後援書写検定試験千葉県審査員。読売書法展かな部特選受賞。文部科学省認定硬筆書写検定1級。同毛筆書写検定1級。書の文化を精力的に研究するかたわら、子どもから書道講師まで幅広く指導を行う
松坂弘[マツザカヒロシ]
長野県出身。國學院大學卒業。岡野弘彦氏に師事する。1973年、岡野氏の短歌雑誌「人」の創刊に参加。1990年に短歌雑誌「炸」を創刊し、代表となる。江戸川短期大学講師を経て、NHK学園講師。歌集『風月言問ふ』(雁書館)により島木赤彦文学賞、評論集『定型の力と日本語表現』(雁書館)により日本歌人クラブ評論賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 電子書籍
- サンデー毎日2016年2/14号