出版社内容情報
なぜペンギンは飛べない? なぜ人だけハゲる?人の寿命は300歳? 三毛猫は雌だけ?黒い花は存在しない?人の目は何画素?なぜパンダは中国だけ?ーー「生物学」の興味の尽きない、身近な約50テーマをビジュアル図解!
内容説明
知れば知るほど面白い!生命の誕生、進化から最先端医学、地球環境、未来まで生物学でひもとく60のナゾとフシギ!
目次
1章 生命の誕生と進化
2章 細胞の構造とはたらき
3章 生物の発生と生殖
4章 植物のしくみ
5章 ヒトのカラダとしくみと不思議
6章 生態系のしくみと生物の未来
著者等紹介
廣澤瑞子[ヒロサワミツコ]
横浜生まれ。東京大学農学部農芸化学科卒業。1996年東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、アメリカイリノイ大学シカゴ校およびドイツマックスプランク生物物理化学研究所(CRTBT)の博士研究員を経て、東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻細胞生化学研究室に助教として在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MJ
20
寿司ネタの雲丹。我々が食べている黄色の部位は精巣か卵巣。精巣の方が固く味は濃厚で美味しく、卵巣は液状で味は淡白とのこと。最近、食べたあの雲丹はどちらだったのか⁉︎また、血を吸う蚊は全てメス。オスの蚊は花の蜜を吸ってるらしい。健気だぁ。2020/11/06
鶏豚
10
「生命誕生と進化」の解説と聞くと身構えてしまうが、本書は簡潔明瞭に面白いトピックスに焦点を絞って説明しているのでわかりやすい。たまに何度読んでも理解出来ない頁が有るのは自分の不甲斐なさ。「人間はなぜ体毛を失ったのか」は「異性の好みとして体毛の薄い者のほうが繁殖するから」という学説がひっくり返えったのは笑てた。「寝る子は育つ」も根拠ある話だったと再認識。「頭を再生したプラナリアは記憶があるか」はカルトなSF並みの面白さ。2ページ完結の構成は隙間時間に読むのに丁度良かった(3.0/5点中)2021/02/27
ゆき
5
全6章からなる生物誕生から進化、普段見ている世界の疑問をサラッと簡潔に教えてくれます。簡単に書いてあるようで雑学風ですが、浅くもなく要点を押さえてまとめてあるので、とてもわかりやすかったです。なんだか普段の風景が違って見えます。2021/09/21
フレデリック
1
地球の生命の誕生から始まり、現在の環境破壊の話に終わる内容でした。途中の細胞の事とかあまりよくわからなかったのですが、最初と最後の地球の話はとても興味深く面白かったです。2021/08/28
櫛橋光
1
雑学本ですわ。一問一答形式で、回答文と図式で説明されてます。細胞から植物や動物、人間、果ては自然環境にまで話が及んでます。読みやすかったですわ。2021/02/19