内容説明
糖尿病の治療の3本の柱のなかで、すべての患者さんに必要なのは食事療法です。これを怠ると、運動療法も薬物療法も、あまり効果を発揮することができません。そこで本書では、食事療法に多くのページをさいて、食事療法の意味と行ない方、外食で失敗しないコツ、具体的なメニューづくりなどを、くわしく紹介しています。
目次
第1章 日本人がかかりやすい「糖尿病」とは?
第2章 ゆだんすると、こんな怖い合併症を引き起こす
第3章 糖尿病に克つ食事療法の基本
第4章 ここがポイント!調理の工夫と外食
第5章 エネルギー・合併症別のおすすめ料理と1週間の献立例
第6章 欠かせない運動療法と注意すべき点
第7章 薬物療法について知っておきたいこと
第8章 日常生活ではここに注意する
著者等紹介
浅野次義[アサノツグヨシ]
1949年東京都生まれ。76年東京慈恵会医科大学卒業。パリ大学医学部留学、大森赤十字病院内科部長となどを経て、93年より東京慈恵会医科大学青戸病院内科講師となり、2000年5月より「浅野生活習慣病予防研究所」を開設。予防医学として「未病の管理を実践できる研究所」をめざしている。神経内科・糖尿病の専門医。肥満やスポーツ医学、代替医療にも精通している。日本糖尿病学会、日本肥満学会、日本体力医学会などの学会活動も精力的に行っている。著書に『体脂肪を減らす本』(主婦と生活社)、『内臓脂肪をへらしてやせる本』(マキノ出版)がある
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