ニチブンコミックス 怪異界 〈１〉

宮尾行巳

日本文芸社（2023/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 224p／高さ 19cm
• 商品コード 9784537146660
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

【日常に潜む〝超常現象〟の恐怖。禁断のオカルトホラー！！】
生きることに疲れ、樹海に赴いた稲生玲は、
途轍もない〝何か〟に遭遇する…！！
「妖怪」「都市伝説」「怪異」「異界」、
現代における数多の現象が襲い掛かる、
恐怖と狂気の世界がここに…！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

サクサク読めたかな。ブラックな環境に心削られた主人公が自殺しようと赴いた山で出会った怪異と謎の男。深夜の山で知らない男と遭遇するだけでも、かなり怖いよね。まぁヌエなんだけど。このヌエが好キャラ。野放図なニャンコ先生(夏目友人帳)というか控えめなとら(うしおととら)というか・・・。なんとなく人間になりたい怪異なのかな。その他の怪異と人間の距離感が曖昧で、そこが良い。

2024/09/09

[くろねこ文学]

民俗学的な伝承などに関する怖いお話。第一話は、けっこう不気味でコワッて思ったけど、そこに出てきた異形の存在ヌエが主人公の女の子の仲間になって、その後怪事件を解決してゆくっていう流れになってからは、あんまり怖くはない。都市伝説もあるけど、マヨイガとか天狗とか、古くから伝わる不気味な話が多い。伝承される異形の存在をうまく現代社会に当てはめた感じの怪奇譚。妖怪とか好きならおススメです。

2023/06/29

[ぽへぽへ]

Kindle。玲はブラック企業で心削られ自◯するため山に入り込んだがそこには三客サマと呼ばれる怪異がいて、さらに怪しいヌエに助けられる。ヌエはニンゲンになりたいと玲のもとに押しかけ居候。二人で怪異解決屋のような仕事をすることに。玲とヌエの掛け合いがコミカル。最初こそ玲は心弱ってるんだけど基本パワフルな気が。

2025/04/29

[あや]

鵺ちゃん姿はオッサンなのにバナナすきだったりポメと火花散らしたりでかわいい

2025/04/20