内容説明
歴史を創造した宗教・哲学・科学・経済学・社会学など人間精神の営みがわかる。
目次
序章 いまなぜ「思想」なのか
第1章 思想の母胎としての宗教
第2章 独自の世界を持つ中国の思想
第3章 宗教から離れていった哲学
第4章 仕組みを解き明かす自然科学思想
第5章 独自な領域の成立で生まれた政治思想
第6章 政治から分離して成立した経済思想
第7章 政治や経済の基盤となる社会学説
第8章 新たな転換に向けた20世紀の大思想
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなた
3
哲学のみならず宗教・社会思想・経済思想まで欲張って包括して、さらに欲張って、下欄に有名な思想家のことばの引用までしてという知的啓発・軽チャー本の構成としては秀逸な出来。わけわかんない哲学書1冊がまんして読むよりは、すかっとこっちを3回読んだほうがいい。デリダは欠席だけどね。ん、でも、「亡霊」としているってことなのか?そうだよね、でりだ2009/07/18
ヒゲ
1
よくある哲学入門書より広めに思想史を解説してくれる本。 哲学史を考える上でキリスト教は無視できないが、意外と端折られていることが多く、況や東洋、中東の思想史をや。 そういう点で、広く、個別に扱ってくれる良著。 20年前の本だが気にならない。 著者の本音もちょくちょく漏れて面白い。20世紀のアカデミズムにも大きく影響を与えたマルクス主義の隆盛と凋落。それに対するシニカルな表現の数々。学者さんも大変だ。蛇足だが、更に古い『世界十五大哲学』の人達の論調なんかを思い出して比較すると、より生々しく感じられる。2018/06/28
321
0
それで?って感じカテゴリーだけで内容何も無い。読むんじゃなかった。2010/10/03
ken
0
広く浅くって感じかな。思想史・哲学史のほんの端緒としてなら。2010/04/14
Musigny
0
割と良かったです。流れを体系的に知りたかったので、そういう意味では良かった。膨大な量の哲学や思想を扱っていてページの制限もあるので内容的にはざっくりとした感じ。想定内ですが、かなり著者の好みが反映されている印象。カタログ的なイメージなら十分じゃないでしょうか。この本を読んで気になる思想が見つかれば専門的に読んでいけばいいと思います。そんな本。2022/04/04
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