内容説明
本書は、いちおう、オトーさんに僕たちをわかってもらおうという願いがきっかけになって書かれている。けれど、そうした“新人類警察官”の心情を考えるときのように、おそらくオトーさんなら、この本のあちこちに矛盾を感じるのではないか。そう感じたら、僕たちは矛盾している存在だと理解してほしい。そのほうが僕たちも楽だし、オトーさんたちも僕たちを管理しやすくなる。冗談じゃなくて、本書はそのために書かれた。もちろん、「戦争を知らない子供たち」を知らない子供たちの皆様も、ごいっしょに…。
目次
育ちがちがうよ
いつもテレビがあった
僕たちの“思考・嗜好ガイダンス”
オシャレ四つのキーワード
会社の宴会で飛びだす僕たちのタイプ