内容説明
東京情報大学と千葉県立柏の葉高等学校は共同して、情報モラルを中心とする教育の実施指針について検討を重ねてきた。本書は、携帯電話を通じたインターネット上の誹謗中傷やいじめなど、情報社会の諸問題を行動心理の面から分析し、発生のメカニズムを解明した。また、その解決策を示唆した。本書は情報モラルに関わる教員、父兄、情報を学ぶ学生の必読の書である。
目次
情報メディアの発達
仮想と現実
情報の近接化
情報のシームレス化とアイデンティティ
情報縁の形成
「いじめ」と誹謗中傷
情報格差
管理社会からの解放とインターネットコミュニティ
人間の発達と情報環境
生涯キャリア発達に係る「他者との相互作用」
インターネット社会が生成する組織と複雑性
子どもたちとインターネットコミュニティとの関わり
子どもたちを取り巻く情報環境と情報モラルの実践
ユビキタスネット社会での人間形成
著者等紹介
小泉宣夫[コイズミノブオ]
1951年、京都府生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。NTT研究所を経て、東京情報大学総合情報学部情報文化学科教授
畠中伸敏[ハタナカノブトシ]
1947年、大阪府生まれ。慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。キヤノン株式会社を経て、東京情報大学総合情報学部環境情報学科教授
布広永示[ヌノヒロエイジ]
1957年、島根県生まれ。日本大学大学院生産工学研究科数理工学専攻博士後期課程単位取得満期退学。工学博士。現在、東京情報大学総合情報学部情報システム学科教授、日本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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水月
未来来
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