出版社内容情報
病気になる、受診、検査、診断、治療、支払い――行動分析学のメガネで医者と患者を眺めれば、いつもと違う医療の顔が見えてくる。
内容説明
行動分析学のメガネをかけて、医者と患者を眺めてみよう!受診、検査、診断、処方、診察料―医療という広大な宇宙を「行動」の視点で旅する。東豊氏(龍谷大学教授)との対談も収録!
目次
序章 「医療という行動」ってどういうこと?
行動1 受診―それでも病院に行きますか?
行動2 検査―医者と患者はズレるもの
行動3 診断―「正しい診断」は何処に?
行動4 誤診―医療とエラーの蜜月関係
行動5 外来診療―通院を強化するものは?
行動6 入院―国にとっても大事な行動
行動7 処方―なぜ増えるの?なぜ間違うの?
行動8 診察料―保険という助け合い
行動9 診療報酬―あちらを立てればこちらが立たず
行動10 病気―それって誰が作るんですか?
終章 医療の世界で生きる、生かされる―医療という行動
対談 病気をみるな、システムをみよ!―蒲生裕司・東豊
著者等紹介
蒲生裕司[ガモウユウジ]
慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程心理学専攻修了後、聖マリアンナ医科大学医学部に編入。卒業後、国立精神・神経センター武蔵病院等に勤務。北里大学大学院医療系研究科博士課程に入学と同時に北里大学東洋医学総合研究所で漢方を学び、2009年に博士号(医学)取得。その後、国立病院機構相模原病院精神科医長、厚生労働省依存症対策専門官、北里大学医学部診療講師等を経て、現在、医療法人社団心清会理事長。2024年3月には東京医科歯科大学大学院医療管理政策学コースにて修士号(医療政策学)を取得。専門分野は行動分析学、意思決定、依存症・嗜癖、憑依など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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