精神分析と脳科学が出会ったら?―免疫細胞が生み出す快と不快の不協和音

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精神分析と脳科学が出会ったら?―免疫細胞が生み出す快と不快の不協和音

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  • サイズ 46判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535985155
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3047

出版社内容情報

脳科学と精神分析の二足の草鞋を履く筆者が両者の接点についてやさしく論じた一冊。基礎研究をもとにフロイトの世界をひも解く。

内容説明

反復強迫?モデル動物研究?ミクログリア?死の欲動?信頼ゲーム実験?フロイトの思い描いたこころの世界を現代科学は解き明かせるか。

目次

脳とこころが交差する悩ましい世界への旅
現代の多層化・複雑化した脳科学研究と精神分析の居場所
脳神経学者フロイトをこころの探究者へ導いたヒステリー
精神分析と母子分離―最早期トラウマの脳内基盤をモデル動物で検証可能か
「科学的心理学草稿」におけるこころの神経モデル―フロイトとグリア細胞が出会ったら?
精神分析とミクログリアとの出会い―統合失調症の水治療仮説
無意識を測るメソッドと出会う旅―ミクログリアは信頼行動にノイズを引き起こす?
反復強迫とミクログリアの活性化―エディプスコンプレックス・阿闍世コンプレックスの脳科学モデル
フロイトによる性欲論の展開―欲動の源泉「生ける小胞」とミクログリア
「死の欲動」の生物学的起源―自殺・うつ病のミクログリア仮説
「死の欲動」の彼岸―動物モデルから「ひきこもり」を脳科学的に考える
精神分析と脳科学から紡ぎ出されるこころの科学―サイコグリアアナリシスへの誘い
精神分析の未来―エヴィデンス神話をエディプス神話から読み解く

著者等紹介

加藤隆弘[カトウタカヒロ]
九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授。1974年、鹿児島県生まれ。精神科医、精神分析家。九州大学医学部を卒業後、九州大学病院、牧病院、鮫島病院で精神科研修を受け、2005年より精神分析訓練および脳科学基礎研究を始める。2011年に米国ジョンズホプキンス大学「日米脳」研究員、2013年に九州大学先端融合医療レドックスナビ研究拠点特任准教授、2017年に九州大学病院精神科神経科講師、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
高校生のころ読んだ「夢診断」が私には超難解だったけど、いまでも難しかった。フロイト、理解させようとして書いてなくない?ミクログリアやひきこもりの話は面白かった。2023/07/23

QQ

2
著者は精神科医として臨床も行いながら細胞生物学の研究者としてのキャリアを積んでおり、さらに教育分析も長年受け認められた歴とした精神分析家でもある。その異色な経歴を持ってしか書けない内容であった。本書の後半で語られるのは、かつてはあまり注目されてこなかった神経膠細胞の一種であるミクログリアがエスや超自我といった無意識の正体ではないかという考察である。また、精神分析の弱点とはなんと言ってもエビデンス不足であるが、それを「エビデンス・コンプレックス」と名付け、精神分析からエビデンスを抽出する方法を模索している。2024/02/03

azu3

2
サイコグリアアナリシスの提唱。書名からはニューロサイコアナリシス関連の内容を期待していたが、違った。ミクログリアに注目した著者のこれまでの研究の紹介。精神分析の話もあるけど(あるがゆえに?)、全体的にはわかりづらい。2023/01/14

Go Extreme

1
脳とこころが交差する悩ましい世界への旅 現代の多層化・複雑化した脳科学研究と精神分析の居場所 脳神経学者フロイトをこころの探究者へ導いたヒステリー 精神分析と母子分離—最早期トラウマの脳内基盤をモデル動物で検証可能か 科学的心理学草稿におけるこころの神経モデル—フロイトとグリア細胞が出会ったら? 精神分析とミクログリアとの出会い 無意識を測るメソッドと出会う旅 反復強迫とミクログリアの活性化 フロイトによる性欲論の展開 死の欲動の生物学的起源 死の欲動の彼岸 精神分析と脳科学から紡ぎ出されるこころの科学2022/11/14

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