出版社内容情報
好評既刊に中井久夫論文を増補。芸術療法が一通り学べるハンディな入門書としてリニューアル。
内容説明
斯界の第一人者によるArts Therapy入門書。待望の新版化!徳田良仁氏「芸術療法の現在」を「芸術療法総論」に改題。共著者に伊集院清一氏を迎え、大幅にアップ・トゥー・デート。中井久夫氏「芸術療法の有益性と要注意点」を増補。判型をA5判横組に変更。ゆとりのある組み方で初学者の読みやすさと使いやすさに配慮。
目次
1 芸術療法とは(芸術療法総論;芸術療法の有益性と要注意点;イメージ表現の心理学―芸術療法とそれを包む場;芸術療法の適応と注意点;絵画療法と表現病理―知っておくべき表現病理的ことがら)
2 芸術療法とその技法(個人絵画療法;集団絵画療法;コラージュ療法とその展開;箱庭療法;音楽療法;詩歌療法;芸術療法としての心理劇;ダンスセラピー)
3 芸術療法の新たな広がり(ターミナルケア施設における芸術療法;老年期痴呆と芸術療法)
著者等紹介
飯森眞喜雄[イイモリマキオ]
1948年長野県生まれ。慶應義塾大学文学部中退後、1975年東京医科大学医学部卒業。1999年から2014年まで東京医科大学精神医学講座主任教授。現在、いいもりこころの診療所院長、東京医科大学名誉教授。専門は、精神療法、芸術療法、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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