出版社内容情報
著作集Ⅳ以降の学会報告、寄稿論文、日伊比較考察を通じ地域精神医療への思いを語った論考等、外来精神医療発展の軌跡を纏めた。
目次
成長・発展する外来精神医療(成長・発展する外来精神医療―これからを展望する;包括的医療としてのデイ(ナイト)ケア治療
多機能を生かしたデイケア医療の在り方―現代社会のニーズに応える必要がある)
メンタルヘルス(グローバル化社会の心の問題―鬱病にならないために)
イタリア型と日本型の比較考察(ヒューマンファーストの地域精神医療福祉センターへ―イタリア型精神医療と日本型精神医療の比較考察を通じて)
性とこころ(性依存症の精神病理;露出する男たち;セックス依存症の男たち;風俗通いの男たち;下着窃盗の男たち)
祈りと救いとこころ(精神医療の先―祈りと救いのこころへ;現代人の「祈りと救いとこころ」)
著者等紹介
榎本稔[エノモトミノル]
1935年東京生まれ。1954年東京都立北園高等学校卒業。1957年東京大学教養学部理科2類修了。1961年東京医科歯科大学医学部卒業。1965年国立精神衛生研究所技官。1967年東京都立精神衛生センター技官。1969年成増厚生病院副院長。1975年山梨大学保健管理センター助教授。1988年東京工業大学保健管理センター教授。1992年榎本クリニック設立、院長。現在、医療法人社団榎会・榎本クリニック理事長。医学博士、拓殖大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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