内容説明
厳選された能五十番を取り上げ、それぞれの舞台の名場面をフルカラーで紹介。あらすじ・背景やキーポイントなどのみどころについて詳しく解説。能の種類や構成、装束や舞台の名称、全国能舞台一覧など、能を楽しむための基礎知識をふんだんに盛り込んだ能楽鑑賞に最適な入門書。
目次
能の楽しみ方
能の舞台
能の諸役
能面
あらすじとみどころ
作者解説
能楽堂へ行こう!
著者等紹介
小林保治[コバヤシヤスハル]
1938年青森市生まれ。早稲田大学教育学部、同大学院文学研究科修了、博士(文学)。現在、早稲田大学名誉教授
石黒吉次郎[イシグロキチジロウ]
1947年山形県南陽市生まれ。東京大学大学院博士課程中退。現在、専修大学文学部教授
あびこ喜久三[アビコキクゾウ]
1931年、栃木県佐野市生まれ。葛生高校卒、第一期生自衛隊を経て、前島写真店に入社、前島久男に師事する。1958年独立、以来喜多流写真部として半世紀におよび、主として喜多流の舞台を中心として能楽写真の撮影に従う。喜多能楽堂にて個展、NHK、諸新聞、能楽関係出版物に写真を提供し続ける。能楽写真家協会会員
亀田邦平[カメダクニヘイ]
1933年、栃木県生まれ。高校卒業後、先輩安彦喜久三氏に連れられ、前島写真店に入社、前島久男を師として修業、のち木村伊兵衛に師事。1958年、独立して宝生流能楽堂専属写真家となり、能楽関係出版物に写真を提供。木村伊兵衛を中心に古典舞台写真家集団を結成、ニコン、サクラ、フジフォトサロン等でグループ展を、最近では同志四〇余名とともに能楽写真家協会を結成、能楽写真展を開催し続けている。能楽写真家協会会員(現会長)
前島吉裕[マエシマヨシヒロ]
1960年、東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。芝白金の前島写真館の出で、長兄の良雄と共に茶道を中心とした写真を撮っていた次男久男(1924~95)は、昭和12年、二十四世観世左近の勧めによって能の写真を撮り始める。さまざまなグループ展等に作品を発表。能楽写真家協会会員。(株)前島写真店代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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