まわりには聞こえない不思議な声―中高生のための幻声体験ガイド

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まわりには聞こえない不思議な声―中高生のための幻声体験ガイド

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535984387
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

まわりには聞こえない「声」を体験する子は、実は多い。そうした声にどう対処して行けばいいのか、豊富な事例とともにアドバイス。

まえがき



●声について理解しよう



1 声が聞こえるってどういうこと?

   どんな体験なのか/超感覚的知覚/調査でわかったこと/つきあいやすい声とそうでない声/どんな声が消えにくいのか/これは恐ろしい体験なのか/強調したいこと



2 声とのつきあい方

   声にどう対処するか/あなたに伝えたい大事なこと



3 声はどんな影響をもたらすのか

   声はずっと続くのか/声がもつ影響力/声の影響で起こること/声のポジティブな側面/声が語ることの意味/恐れを感じることで起こること/命令する声/命令する声によって起こる問題/わかっているのにやめられないこと/声による戸惑いや混乱/あなたを脅す声/脅しの声をうまくやり過ごす/声の言うことは絶対なのか/まとめ



4 声が聞こえるときに何が起こったのか

   自分のまわりの誰かが亡くなったとき/家庭不和/家族の病気/家族からの虐待/意地悪な兄弟/両親の離婚/引っ越し/学校で起こる問題/性的虐待や性被害/入院/事故の目撃/自分以外の人に声が聞こえていないことを知ったとき/何か恐ろしいものを見たとき/友人や恋人との関係/医学的要因/まとめ



5 声が聞こえてくるきっかけ

   声が聞こえやすい時間帯/声が聞こえやすい場面/声が聞こえるときにとっている行動/いつかは変わる日がくる



6 声と感情の関係

   恐れ/怒り/悲しみ/不安や心配/罪悪感/孤独感/幸福と不幸/まとめ



7 声をどう理解すればよいか

   声に関する子どもなりの解釈/声に関する家族の解釈/まとめ



●声を体験した子たちの物語

8 ポーラの物語

   悪魔の声が聞こえるの/友だちのアドバイス



9 デイビッドの物語

   恩返しがしたい



10 エミリーの物語

   声と対話できるように/まだまだ問題はあるけれど



11 ベンの物語

   学校でも家庭でも孤立していた/声に苦しめられる日々/勇気を出せるように/雰囲気が変わって/プレゼント



12 デイジーの物語

   再び声が聞こえるようになって/声は自分の一部



●ご家族のみなさんへ

13 声が聞こえる子をもつ親の立場から

   子どもはどんなときに助けが必要なのか/子どものために親ができること/穏やかな雰囲気づくりのために



14 タムシンの母・マリーの話

   声が聞こえると知って/相談先を求めて/成長した彼女とともに



15 アンの母・カリンの話

   死にたいとの訴え/著者たちとの出会い/そして現在



16 聞こえる声をどう解釈するか

   特殊能力としての声/宗教体験としての声/体験を正常範囲としてとらえる/まとめ



17 精神医療が果たすべき役割

   精神医学の観点から/その他の精神医学的視点/若い人たちの体験について/薬物療法について/医師と患者の治療的な関係



●付録

18 聞こえてくる声の歴史

   ルネサンス/啓蒙思想/20世紀へ



19 マーストリヒト・インタビュー調査結果



訳者あとがき



サンドラ・エッシャー[サンドラ エッシャー]

マリウス・ローム[マリウス ローム]

藤田純一[フジタ ジュンイチ]
横浜市立大学児童精神科

内容説明

どこからか声が聞こえてくる―そんな経験はないですか?意外に多くの人が聞いている不思議な声。専門家を頼る前にできる対応がある。

目次

声について理解しよう(声が聞こえるってどういうこと?;声とのつきあい方;声はどんな影響をもたらすのか;声が聞こえるときに何が起こったのか;声が聞こえてくるきっかけ;声と感情の関係;声をどう理解すればよいか)
声を体験した子たちの物語(ポーラの物語;デイビッドの物語;エミリーの物語;ベンの物語;デイジーの物語)
ご家族のみなさんへ(声が聞こえる子をもつ親の立場から;タムシンの母・マリーの話;アンの母・カリンの話;聞こえる声をどう解釈するか;精神医療が果たすべき役割)
付録

著者等紹介

エッシャー,サンドラ[エッシャー,サンドラ] [Escher,Sandra]
バーミンガム大学地域精神保健センター名誉研究員、Intervoice共同代表。精神科医。1945年オランダ・ハーグ生まれ。マーストリヒト大学にて社会精神医学を学んだ後、マーストリヒト精神保健センター主任として、夫であるマリウス・ローム教授と幻声を体験する人々の研究に従事

ローム,マリウス[ローム,マリウス] [Romme,Marius]
バーミンガム大学地域精神保健センター客員教授。精神科医。1934年オランダ・アムステルダム生まれ。1974‐1999年、マーストリヒト大学社会精神医学教授を務める

藤田純一[フジタジュンイチ]
横浜市立大学医学部附属病院児童精神科診療科部長補佐。児童精神科医。1975年生まれ。2000年に千葉大学医学部卒業後、横浜市立大学附属市民総合医療センター、神奈川県立こども医療センターを経て、2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

長野県高校図書館クラブ

1
発達障害関連の書籍は近年とても探しやすくなりましたが、児童精神医学系の本でも幻聴(ここでは「幻声」)に焦点をあてたものはまだ少ないと思います。読みやすく書かれているものでも治療対象である病気として取り扱うことが圧倒的に多いなか、本書では中高生の体験者向けに「まわりには聞こえない声」への対処法を丁寧にアドバイスしてくれています。医療の支援が必要でないと言っているのではありませんが、本人が困っていることにどう対処できるのかを知ることの重要性が今まで言われてこなかったように感じました。2017/01/03

佐野水音

0
図書館の医療本特集の棚にあり、珍しいテーマの本だなと思い借りて読んでみることに。声が聞こえる原因の解明よりも、声との向き合い方でどう日常生活を本人にとってもっと平穏なものに変えるかということに重きを置いていて、実際今こういう現象に悩んでいる人が読めば一助が得られるのではないか、と感じた。またこの本で調べられた子どものうち6割が3年後には声が聞こえない、もしくは気にならない程度に落ち着いており、あまりに早い段階でこの症状と精神疾患を結びつけるのは、特に若年層の場合は注意が必要なのかなと感じた2019/10/28

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