出版社内容情報
古くはペストから最近のエボラ出血熱まで、感染症との闘いを経て人間史は紡がれてきた。歴史上のエピソードからその足跡を辿る。
第1部 パラケルススの黒い森
1. 宿という名の病院
2. パラケルススの黒い森
3. インノチェンティ捨児養育院 小児科学の芽ばえ
4. 振り返る瞳
5. 与謝野晶子とスペイン・インフルエンザ
6. 一葉と肺結核
7. ピエタに祈る ボルドーの記憶
8. アンネ・フランクと発疹チフス
9. フランツ・シューベルトと梅毒
10. プラハのユダヤ人墓地
11. 『櫂』に読むスペイン・インフルエンザ
12. グリムの伝承の世界
13. 向田邦子の桜島
14. プラハのマリオネット劇場
15. グリムの伝承の世界
16. 煙突掃除夫のがん
17. ドナウのくさり橋
18. ブタペストの泣き柳
19. 幸田文『おとうと』の結核
20. セントルイスの新型インフルエンザ
21. ブルージュの施療院
22. 不治の病人の病院とレデントーレ教会
23. 不治の病人の病院とキリストにささげられた教会
第2部 クリスマス・キャロルのロンドン社会
1. クリスマス・キャロルのロンドン社会
2. ウィーン ペストの記憶
3. マールブルク 公衆衛生の精神
4. 昭和20年8月3日 甲州街道の少年
5. 宇野千代『生きていく私』を読む
6. アッシジのフランチェスコ
7. 偉人秦佐八郎に学ぶ
8. 手洗いの必要性 ゼンメルワイスの塩素水
9. 八甲田山 雪中行軍の教訓
10. アガサ・クリスティの描く先天性風疹症候群
11. 不知火海沿岸、水俣で起こったメチル水銀中毒事件から半世紀を超えて
12. レントゲン 清貧を貫いた生涯と不滅の業績
13. 破傷風の話 東日本大震災の記憶から
14. エボラウイルス病 スーダン綿工場で発生した奇病の正体
15. ジョン・スノウの『感染地図』
【著者紹介】
白?大学教育学部特任教授
内容説明
我々は病いとどう向き合ってきたか?歴史上のエピソードからその足跡を辿る。
目次
第1部 パラケルススの黒い森(宿という名の病院;パラケルススの黒い森;インノチェンティ捨児養育院 小児科学の芽ばえ;振り返る瞳;与謝野晶子とスペイン・インフルエンザ ほか)
第2部 クリスマス・キャロルのロンドン社会(クリスマス・キャロルのロンドン社会;ウィーン ペストの記憶;マールブルク 公衆衛生の精神;昭和20年8月3日 甲州街道の少年;アッシジのフランチェスコ ほか)
著者等紹介
岡田晴恵[オカダハルエ]
1963年生まれ。共立薬科大学(現・慶應義塾大学薬学部)大学院薬学研究科修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退、医学博士。厚生労働省国立感染症研究所ウイルス第三部研究員、(社)日本経済団体連合会21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを経て、白鴎大学教育学部教授。専門は感染免疫学、ワクチン学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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